私がMacを購入した大きなきっかけになった、標準装備アプリケーションの紹介です。
Mac Basics:プレビューアプリケーションで PDF や画像を表示して編集する
昔は結構アナログでした
司法書士の仕事で一番多くの事柄を占めるのは「書類の作成」です。登記申請書面をはじめ、いろいろな書面を作成します。
ですが、なかでも大変なのは「行政機関(役所)に提出する書面の作成」です。
基本的には申請書のひな形が各役所にあります。例えば「評価証明書申請書」です。
このように、神戸市での様式(左側)と、明石市の様式(右側)では、かなり違うことが分かると思います。
昔の司法書士事務所(私の父が司法書士だった頃)では、役所からたくさんの申請書をもらってきて、ドットプリンターで印刷するといったことをやっていました。奇麗に印字をするために、何枚も申請書をダメにすることもしばしばでした。
とにかく奇麗に仕上がる
Macに標準でついている「プレビュー」ではPDFファイルの編集が簡単に出来てしまいます。つまり「PDFに直接テキスト(文字)が書き込める」訳です。
こういった申請書の申請人欄に私の名前をいれる場合、まずはPDFファイルを開きます。
自動的に「プレビュー」アプリで開くので、ここで「編集ツールバー」をクリックします。
下に別のメニューバーが出ます。ここで「テキスト入力」をクリックします。すると右側に別メニューが出るので「フォントの大きさと種類」を選択して、文字を入れたい所でクリックします。
この状態になりますので、このまま文字を入力すればOKです。
こんな感じでさくさく作れます。
どんなひな形でも対応できる!
これの一番の売りとしては「どんなひな形でも、PDFファイルになれば対応できる」ことです。
お役所の申請書のひな形は結構変更されることが多く、その都度対応しなければなりません。ですが、最新のひな形はお役所のホームページにいけばあるので、それをダウンロードして、そこにガリガリとテキストを書き込めばすみます。
WindowsでもPDFの編集ソフトが充実しているとは思いますが結構高額で私にとっては使い勝手があまりよろしくなかったのです。
それがMacには標準でついているというのがすごいなぁと思った訳です。凝ったことまでは出来ないかもしれませんが、これぐらいのことなら十分に対応できるので、私は満足して使っております。
というわけで便利な「プレビュー」アプリの紹介でした。本日はここまでです。ありがとうございました。