朝会のメンバーさんが読んでいるとのことで、手に取りました。
実は、この前に別の本を読んでいたのですが、あまりにも時間がかかって、尚且つ、読んでいるとのイヤな気持ちになってしまったので、読むのをやめて、こちらを先に読むことにしました。
読了直後のレビュー(ブクログレビュー)
野心家である主人公が、契約を取れずになげいていたところ、ある老師に「成功する為の秘訣」を教えてもらうというストーリー。
成功になるための最大の秘訣は「あたえること」につきるというものだ。
今の自分にとって必要に思っている事ではあったが、細かな部分についても触れられていて、啓発系の和訳本の内容としては、かなり良かったと思う。
また、若干ストーリーが理解できないところもありそうになったが、一つのセクションが短くて、それも良かったように思う。
なぜタダ同然で教えるのか?
この物語は、とにかく売り上げを上げることに野心を燃やす主人公が、とある契約を取り損ねたところから始まります。
主人公がうなだれていると「この人を紹介してやる」と言って、とある経営コンサルタントの家に行くことになります。
そこで言われたのは、
「5つの成功の秘訣を、毎日一つずつランチを食べながら教える。ただし、言われたことをその日にやらなければ、次はない」
という内容です。
この主人公は、まず思ったのは
「何故、そんな成功する秘訣を、なんの所縁もない自分に、タダ同然で教えてくれるのか?」
ということでした。
ただ、それにも理由があるのですが、それは、この本を読み進めてもらえれば分かります。
「あたえる」とは「循環させる」こと
私は、本の題名にもなっている「あたえる人が、あたえられる」というのは、自分が以前から活動しているBNIの理念である「与える人は、与えられる」よりもインパクトが強いなと感じました。
- 関連 :
- BNI Japan
で、中身についても、5つの法則が書かれているのですが、一つ一つのセクションが、コンパクトにまとめられていて、分かりやすく書かれていることに共感を持ちました。
印象に残っている法則で「受容の法則」というのがあるのですが、
「与えるためには、受け取る必要もある」
という風に書かれています。
以前、友人が
「ただ与えるだけでいい。俺は別に何もいらん」
と言ったので、
「それはあかんやろ。受け取らなければ流れを止めることになる。きちんと受け取るものは受け取れ!」
と反論したことがありました。
それが、この本にも書かれていたので、自分の考え方は正しかったんだと思いました。
与えることをやって、受け取れる。それをきちんと受け入れて、また別の人に与えていく。
「あたえる人が、与えられる」というのは「循環させていくこと」なのだと思います。
ビジネスでも、プライベートでも、この行動指針を大切にしていきたいと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
海と月社
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