【司法書士会】毎週火曜日と金曜日は兵庫県司法書士会主催の相談会です。運営はこんな感じてやっています

本日は相談会当番でした。

兵庫県司法書士会 総合相談センター

相談会で求められるもの

皆さんは「無料相談会」と聞くとどういうイメージがありますでしょうか?

  • 「なんでも質問したら答えてくれる」
  • 「ちょっとしたことだったらその場で解決できる」

こういうイメージを持っておられる方が大半だと思います。

ですが、無料相談会には限界があります。なぜなら、

  1. 時間が40分しかない
  2. 「無料相談会」なので具体的な解決はその場で出来ない

からです。

しかも司法書士は140万円以上の裁判手続に関する相談は応じられません。

私達が相談会で出来ることといえば、

「相談事に道筋をつけてあげることで、相談者に然るべき手段をやり易くする」

ことだと私は思っています。

兵庫県司法書士会主催の相談会では、大抵の場合最後にアクセスしやすい司法書士を紹介しています。後日のアポイント等は相談者自らでやっていただくということになります。

相談会の裏側は…

いつもはこういう待合室で、相談者様が来るのを待っています。

自分の担当の相談者様が来られると、相談ブースにご案内をして相談を受けます。

一通り相談が終わると、相談シートから集計をします。これは、最近の相談がどのようなものが多くなってきているのかを把握して、色々な広報や事業に役立てます。

相談会が終わると、最後に当番の相談員全員で個々に担当した相談事例のレビューをやります。

実は、これが大事です。というのも、事例の共有もそうですが、先輩のアドバイスなんかが聴ける貴重な時間で、自分の相談スキルを上げる絶好のチャンスなのです。

私はこの相談員を7年やり続けているおかげで、いろんなお話を聴く機会をたくさんもらいました。そんな中で吸収したものを生かして、皆様との応対をこころがけております。

どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。