【司法書士業務】研修会の重要性を再認識した!

先日研修会のの講師をさせてもらって、ようやく肩の荷がおりました。そのせいか、ちょっと風邪気味な私です。

まあ、そこはがんばって治さんといけませんね。とりあえず大衆薬のフルコースを買い込んできました。

多少の疑問が実はあった

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私たち司法書士は「年間に12単位(1時間を1単位と計算します)」研修会に参加することが努力規定となんているんです。

研修会のの種類といっても様々あります。先日担当させてもらったのが「支部研修会」ですが「本会研修会」「近畿ブロック研修会」「全国研修会」など、様々な研修が全国のあちらこちらで開催されているのです。中には泊まり込んでの研修もあります。

でも「研修受けていたら、スキルがあがるのか」といわれるとちょっと疑問があったのです。

何故なら「体験したことのない事例検討」や「初めて取り組むような知識習得」のためのものを受けたとしても、私の頭の悪さも手伝っているのか、すっと頭には入らないんです。

ですが、研修後の先生方との間で交わされる会話なんかを聞いていると「置いていかれてる感」を半端なく感じてしまい、「体験したことない事柄を、いくら研修会に行ったって無駄やん」と思う様になってしまっていました。

また、家族には「金にならん勉強会に参加したって意味無いやん。そんなんで家開けるんなら、もっと家のことやってや。」みたいなことを言われる始末で、遠くの研修会や休みの日に行われる研修には出られない現実をつきつけられます。

すると「同業者とつるんだって金は生まれんやん」とも考えが浮かんでくるようになって、積極的には研修会に参加していなかったのです。

考え方を変えてみる!

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先日の研修会打ち上げで現在の支部長とこの事で話をする機会をいただきました。「研修を受けることに大きな意味が見出せない自分がいる」みたいな事を、お酒の力を借りて言ってみたら、以外な返答がかえってきたんです。

「いくら研修を受けたところで、スキルが上がるわけがない。ただ、研修を受けることには、もっと別の意味があるんだ」と

  1. 研修会に参加した時に、講師の人と仲良くなる。そうして、自分が案件に当たった時に聴ける体制をつくる。
  2. 実際に、その案件に当たったらとにかく「依頼者のために」そのつながりを使ってでもいいから職務を全うする
  3. そうなれば「経験となって」身につく。結果、スキルも上がる。

なるほどーと思いました。経験しなければスキルは上がらないのは分かっていたし、当然横のつながり(同業者との繋がり)の重要性は分かっていたのだけれど、そのことと、研修会に出るという事がリンクできてなかったんです。目からウロコでした!

これからも研修会に参加する時は「知識を持って帰る」ことよりも「人とのつながり(絆)をつくる」事に少しだけウェイトを置いて参加しようと思います。

本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。