朝の読書で、”やっと”読み終わりました。
禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書) | ||||
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レビュー
読書時間 4時間50分 (読書日数 10日)
スティーブ・ジョブズも愛読した、禅のバイブルといわれる著書。アメリカに禅ブームを起こしたといわれる筆者が、禅の本質を書いたもの
〈心に引っかかったフレーズ〉
悟りを得るために坐禅をするのではない。坐禅そのものが悟りである。すべての物に仏性がある。私たち本来の姿である。理解しようと思っても理解できないもの。「仏性とは何か」と尋ねた瞬間に仏性は消える。意識の領域を超えて、ありのままでいること。
何かを得ようとするために修行をするのではなく、そのものが修行である。坐禅ができないから修行ではない。
「大いなる心」を持っているか。
《所感》
宗教学の本というだけあって、かなり難しい内容ではあった。ただ、少しだけだったが云わんとしていることは分かる気がした。
ごく稀に「自分の見えている世界は、実は全然違うのではないか」という考え方がおりてくる事がある。そういう発想も大切なんだという事も云われているのだと思う。
ただ、この本の1割も理解できなかった。機会があれば再読したいが、結構パワーが必要になりそうである。
(『禅マインド ビギナーズ・マインド』のレビュー 鈴木俊隆 (prelude2777さん) – ブクログ)
かなり難しかった
この本は、ちょっと手こずりました。何度か心が折れそうになりましたが、何とか読み切りました。やっぱり宗教の本でもあったので、かなり抽象的な表現が多くて、1割も理解が出来なかったかもしれませんが、そんな中でも、今自分が取り組んでいる「習慣化」の活動に通じるところがあった事を感じ取れる事が出来ました。
何かを得るためにやるのではないということ
今回の本の中で印象深いフレーズとして「ただ坐禅をするのです」があります。「坐禅をしたら悟りがひらける」とか「何かを得るために修行する」とかでなく「やる事がすなわち修行であり、悟りである」という事になるというのです。
イマイチ感覚が分かりにくかったのですが、何かの目的を得るために「物事を習慣にする」という考えで取り組んでいるうちは「習慣化の活動」そのものに意味がなくなるという解釈になると思います。そういう気持ちでこれから行っていこうと再確認できました。今のところは、「無理をしない様にという事だけ」念頭においてやっています。
もう一度再読した方が良いような本
朝の決まった時間で読むには、相当骨が折れました。これは、まだ私に読書力がそんなに付いていないからなのかもしれません。もしかしたら、こういった本は「何回か読んでいって少しずつ体に入れていく」と言う読み方が良いのかもしれません。ただ、こういう本、そんなに嫌いではないです。慣れていないだけなんです。
この本は32節に分かれているので、1日1節を読んでいくのも良いかもしれないです。それを習慣出来れば面白いかも?といった考えが浮かんだので、実行に移す算段を考えます。
本日はこれまで。有難うございました。