【読書】「禅マインド ビギナーズ・マインド」鈴木俊隆 著(松永太郎 訳)

朝の読書で、”やっと”読み終わりました。

禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書)

鈴木俊隆 サンガ 2012-06-20
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by ヨメレバ

レビュー

読書時間 4時間50分 (読書日数 10日)

スティーブ・ジョブズも愛読した、禅のバイブルといわれる著書。アメリカに禅ブームを起こしたといわれる筆者が、禅の本質を書いたもの

〈心に引っかかったフレーズ〉
悟りを得るために坐禅をするのではない。坐禅そのものが悟りである。

すべての物に仏性がある。私たち本来の姿である。理解しようと思っても理解できないもの。「仏性とは何か」と尋ねた瞬間に仏性は消える。意識の領域を超えて、ありのままでいること。

何かを得ようとするために修行をするのではなく、そのものが修行である。坐禅ができないから修行ではない。

「大いなる心」を持っているか。

《所感》
宗教学の本というだけあって、かなり難しい内容ではあった。ただ、少しだけだったが云わんとしていることは分かる気がした。
ごく稀に「自分の見えている世界は、実は全然違うのではないか」という考え方がおりてくる事がある。そういう発想も大切なんだという事も云われているのだと思う。
ただ、この本の1割も理解できなかった。機会があれば再読したいが、結構パワーが必要になりそうである。
『禅マインド ビギナーズ・マインド』のレビュー 鈴木俊隆 (prelude2777さん) – ブクログ

かなり難しかった

この本は、ちょっと手こずりました。何度か心が折れそうになりましたが、何とか読み切りました。やっぱり宗教の本でもあったので、かなり抽象的な表現が多くて、1割も理解が出来なかったかもしれませんが、そんな中でも、今自分が取り組んでいる「習慣化」の活動に通じるところがあった事を感じ取れる事が出来ました。

何かを得るためにやるのではないということ

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今回の本の中で印象深いフレーズとして「ただ坐禅をするのです」があります。「坐禅をしたら悟りがひらける」とか「何かを得るために修行する」とかでなく「やる事がすなわち修行であり、悟りである」という事になるというのです。

イマイチ感覚が分かりにくかったのですが、何かの目的を得るために「物事を習慣にする」という考えで取り組んでいるうちは「習慣化の活動」そのものに意味がなくなるという解釈になると思います。そういう気持ちでこれから行っていこうと再確認できました。今のところは、「無理をしない様にという事だけ」念頭においてやっています。

もう一度再読した方が良いような本

今度はジックリと!! photo by PhotoPin
今度はジックリと!!
photo by PhotoPin

朝の決まった時間で読むには、相当骨が折れました。これは、まだ私に読書力がそんなに付いていないからなのかもしれません。もしかしたら、こういった本は「何回か読んでいって少しずつ体に入れていく」と言う読み方が良いのかもしれません。ただ、こういう本、そんなに嫌いではないです。慣れていないだけなんです。

この本は32節に分かれているので、1日1節を読んでいくのも良いかもしれないです。それを習慣出来れば面白いかも?といった考えが浮かんだので、実行に移す算段を考えます。

本日はこれまで。有難うございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。