本日は、異業種交流会で伺ったお話で思った事を書こうと思います。
税理士さんのお話によれば「相続の時揉めると困るので養子縁組をしたけれども、そのおかげで余分な税金がかかった」という事案があったとのことでした。
仮に、不動産の名義人に子供がいなくて兄弟が沢山おられる場合、相続の手続が煩雑になるから兄弟を名義人の養子にすることがあります。ですが、それをすることで余分な税金を払わなければならないケースが出てくることがあるということです。>
最終的には、依頼者様の判断を仰ぐ
「税金も払わずに、相続トラブルを防ぐ方法ってあるんですか?」と言われることがあるのですが、そういう都合のいいものは、やっぱり無いんです。
なので「依頼者様の優先順位は何か?」ということが大事になるんだと思います。
「お金をかけずにしたい」のであれば、そういう方法を提示しますが、手続が終ってから揉める可能性があるかもしれません。
「後で揉めると困るから何とかしたい」のであれば、そういう方法を提示しますが、費用対効果が良いのかどうかは分かりません。
最終的には依頼者様の気持が大事です。
何を満足させるのか?
ポイントは「依頼者様にとって何が大事なのか。」ということです。
揉めたくないといえば、そうならないように、あらかじめの準備が必要になりますし、「お金をかけたくない」のであれば、お金をかけないなりのリスクが伴うということを御理解してもらわないといけません。
こういった内容のお悩みも、当事務所では伺っております。また、幾つかの適切なご提案を御用意できると思います。その中でのメリット・デメリットもきっちり出しながら、依頼者様が決断し易い様に、他業種の御紹介やお引き合わせも致します。
本日はこれまで。有難うございました。