【司法書士会】「法テラス電話相談」で改めて困っている人の多さを思い知る

本日は、久しぶりに法テラス電話相談当番でした。

法テラス|法律を知る 相談窓口を知る 道しるべ

抱え込まずに、まずは「相談」を

今日も5件ほど受けました。相談は多岐に渡っています。

「相続トラブル」から「闇金対応の仕方」など、本当に困っている人は無くならないなぁと、本当に思います。

この電話相談は、普通の無料相談とは違って、有る程度相談は最後まで聞きます。なので、ヘビーな相談もあったりします。

私がいつも思っているのは「なんでも一人で抱え込まないようにしてもらいたい」ということです。

お金がかからないからとか、人にそんなことを聞いてもいいのだろうかとか、そういうことが頭をよぎってしまうのもよく分かります。

ですが、対応が遅れてしまったがために、「それ以上のリスクやコストがかかること」も頭に入れておかなければなりません。

基本的には「動くこと」

まずは一歩踏み出すことです! photo credit: Highways Agency via photopin cc
まずは一歩踏み出すことです!
photo credit: Highways Agency via photopin cc

また、私たちの仕事は「依頼者のために、代理人となって動くこと」を業務としているのですが、

「依頼者を『なんとかする』のが仕事ではない」

のです。

いろんな法律手続きを円滑にしていくのは代理人としては至極当然なんですが、手続きそのものをするのは「依頼者様ご自身である」ということをご理解いただければと思います。

ただ、私たち司法書士を初め「サムライ(士)業」は、専門知識を使って皆様の「法律的なサポート」をしていくものであります。

不明なことがありましたら、何なりとお問い合わせしてもらいたいと思います。

本日はここまでです。ありがとうごさいました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。