久しぶりに「泊まりで」研修を受けております!
今年度は「京都」
毎年全国青年司法書士会の近畿ブロックで行われている研修会に、久しぶりに参加することにしました。
全国青年司法書士協議会
今回の開催地は京都です。若干の暑さが引いたとはいえ、まだまだ暑いです。京都駅は本日も人でごった返しています。
お昼をどうしようか迷いましたが、こんなお店を見つけたので、さっと入ってさっと食べました。
京風スパゲッティー 先斗入ル オフィシャルサイト
あまり胃にもたれるようのものを食すると、どうしても眠たくなってしまうので、軽めに早く食べられますね。
京都の街を見下ろして食べる昼食は最高でした。
研修会場はこちらでした。
京都タワーホテル【公式サイト】
京都駅から歩いて2分なので、安心でした。
受付も軽快に済ませます!
9階の「八閣の間」です!すごい広く良い部屋です!
商業登記の醍醐味
今回のテーマで気になっていたのが「商業登記」のテーマで1コマあったからです。
今年、会社法が改正されたことを受けて、どうしても聞いておきたい講義だったのです。しかも会社法では権威のある金子登志雄先生です。ですが、一度も拝聴したことのなかったので、一度聞いておきたいと強く思ったのも、参加を決めた要因の一つでした。
金子司法書士
著書もたくさん書かれています。
講義のテーマとしては、商業登記の面白さとして「法務コンサル」として活躍できるということもありますが、とにかく勉強をすることが大事であり、とかく「会社法の条文の解釈」が重要だということをおっしゃっていました。
レジュメの中にQ&Aがいくつかありましたが、ほとんど「わかっていなかった」ということに愕然としました。その辺りの解説を丁寧にしていただきました。
商業登記業務で成功する秘訣としては、
- 商業登記は「お客のニーズに合わせて解釈を変えていく必要がある」ということ。
- それに対応するために、とにかく「条文と向き合うこと」ということが重要だということ。
- わからなければ、わかっている人と「一緒に業務をする」ことで、知識や経験、テクニックを身につけること。
- とにかくひたすら、頭を使い「お客のニーズに合わせて」条文の解釈と向き合うこと
ということでした。確かにそうだと思いました。
何名か、質問をされていました。私も思い切って質問してみました。
禅という生き方
第2講は、僧侶の方が講師でした。
臨済宗相国寺派
こちらのお寺 から来られました。
来年(2016)は宗祖(臨済禅師)がなくなって1150年になる。そのため大きな行事が行われることになっているそうです。なので、この大きな機械に「禅のことをわかってもらえるように」ということを、お話をしていただきました。
法話「栄西禅師800年遠諱を迎えて」: 臨済・黄檗 禅の公式サイト
「相国寺」の歴史から始まりまして、「禅宗の根本的な考え方」をお話していただきました。
人間というのは「その人が何をするのか(行為によって)」ということで価値が決まり、世の中は「行為によって」成り立っている。その「行為によって」縛られているとのこと。また、人生は「苦」であるといわれます。それは
- 諸行無常→あらゆる現象は一定ではない
- 諸法無我→あらゆるものには実体がない(自分の思い通りにならない→自分が主人公ではない)
- 涅槃寂静→悟りを経て、静かになる。
この考え方が、実際に感じ取れるようになるために、日々修行に励んでおられるということでした。この辺りのお話を聞いた時、この本のレビューを思い出しました。
【読書】「教団X」中村 文則 著 | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
先日ご紹介した読書レビューです
今の人たちは「自分で考えて行動する」ということが少なくなっています。マスコミや政治の発表を鵜呑みにする傾向があるということです。流されるということの危うさを持とうということも言及されていました。こういった話は、やっぱり好きだなぁと実感しました。
明日は「業際問題」
夕方の懇親会で、また一段と青年司法書士会の近畿ブロックの盛り上がりを感じることができました。急な司会も仰せつかりましたが、なんとかこなすこともできました。
明日も研修を受けます。業際問題についてやるようで、今度、私が関わることになる研修のネタの一つとして吸収したいと思っています。京都の夜をほどほどに楽しんで、明日も頑張ってインプットしていきたいとおもいます。
本日はここまでです。ありがとうございました。