【読書】「グローバライズ」木下 古栗 著

本日は、読み終わった本の紹介です。

グローバライズ

木下 古栗 河出書房新社 2016-03-26
売り上げランキング : 31711

by ヨメレバ

ブクログレビュー

著者 : 木下古栗
河出書房新社
発売日 : 2016-03-26
読書日数 14日

サイコホラー的な短編集。初めての作家。

あまりにも風変わりというか、グロい表現が多くて、なかなか読み進めるのが大変だった。

「最後の何ページかで、台無しになる感がすごい」という紹介だったので、どんな感じかと思いながら読んではいたが、確かにそんな感じだけど、これは好みが分かれるなあと感じた。

かなり変わった短編集

この本も「アメトーーク 読書芸人」での紹介で知りました。

「最後の数ページで、今までの展開を無茶苦茶にしてしまうのが凄い!」みたいな紹介でしたので、ちょっとどんな感じなのかと手にとってみました。

短編が12篇あるのですが、全てそんな感じです。「天然温泉 やすらぎの里」では、夜勤帰りの2人が銭湯に入って、何気なく、職場のこととかを語り合っているというシーンが淡々と進むのですが、片方がサウナに入っていった途端に急展開して終わります。

怖いもの見たさに読んでみても…

ただ、後の話は、結構グロい表現のものが多く、ナカナカ大変でした。

社会派の感じのお話も入っていましたが(「反戦の日」)それでも、かなりの変態ぷりって印象でした。

これは、本当に賛否分かれると思います。「怖いもの見たさに」読んでみてもいいかもって感じです。

というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。

グローバライズ

木下 古栗 河出書房新社 2016-03-26
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この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。