本日は、読み終わった本の紹介です。
グローバライズ
木下 古栗 河出書房新社 2016-03-26
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ブクログレビュー
サイコホラー的な短編集。初めての作家。
あまりにも風変わりというか、グロい表現が多くて、なかなか読み進めるのが大変だった。
「最後の何ページかで、台無しになる感がすごい」という紹介だったので、どんな感じかと思いながら読んではいたが、確かにそんな感じだけど、これは好みが分かれるなあと感じた。
かなり変わった短編集
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— アメトーーク!(テレビ朝日公式) (@ame__talk) 2016年11月9日
この本も「アメトーーク 読書芸人」での紹介で知りました。
「最後の数ページで、今までの展開を無茶苦茶にしてしまうのが凄い!」みたいな紹介でしたので、ちょっとどんな感じなのかと手にとってみました。
短編が12篇あるのですが、全てそんな感じです。「天然温泉 やすらぎの里」では、夜勤帰りの2人が銭湯に入って、何気なく、職場のこととかを語り合っているというシーンが淡々と進むのですが、片方がサウナに入っていった途端に急展開して終わります。
怖いもの見たさに読んでみても…
ただ、後の話は、結構グロい表現のものが多く、ナカナカ大変でした。
社会派の感じのお話も入っていましたが(「反戦の日」)それでも、かなりの変態ぷりって印象でした。
これは、本当に賛否分かれると思います。「怖いもの見たさに」読んでみてもいいかもって感じです。
というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。
グローバライズ
木下 古栗 河出書房新社 2016-03-26
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