「ハゲタカ 上巻」読了。2018年夏のテレビ朝日のドラマ原作本。ドラマとのギャップがかなりあった

2018年の夏にテレビ朝日で放映されたドラマの原作本です。

家族で見ていたのですが、結構ハマって見ていたので、原作本を読んでみようと手に取った次第です。

読了直後のレビュー(ブクログレビュー)

読書日数 25日

テレビドラマの原作本

外資のファンド会社で、会社の再生、これを通しての日本の再生を目論む主人公と、それを取り巻く日本経済の闇とそれに群がる人間、そんな中でも、少しでも日本経済の発展を願い、日々健闘する人間達か織り成す人間ドラマ。

ちょっと説明チックな文章が多いのと、ドラマを見てからの読書であったせいか、かなりギャップがあり、かなり読みにくかった。

最後の方になると、まあまあストーリーが入るようになってきたが、それは仕方のない事。

上巻なので、下巻もちゃんと読むことにする。

外資からの刺客 ハゲタカ!

私は、あまり金融業界のことには疎いのですが、最近日本でも不景気の波が押し寄せているなということはわかります。

それは、バブルが弾ける前、日本経済が絶頂期だった時に、なあなあ主義(日本らしさといえば、そうかもしれません)が引き起こした、悪しき慣習で積み重ねられた膿が溜まった結果、引き起こされているものかもしれません。

それに立ち向かう、日本人でもある外資系ファンド「ホライズン」の鷲津。

彼には、重たい過去を背負って、この「悪しき日本経済」に立ち向かっていくという物語です。

ちょっと読みづらい

話の展開は面白かったのですが、一つの設定に、何かと専門的な事柄が詰め込まれてる感じがして、なかなか読めなかったかなぁと。

なので、最後の方は、あまり深入りせずに読み進めていきました。

あと、ドラマでの主人公のキャラと原作のキャラが、あまりにもかけ離れ過ぎていたようにも感じました。

それが、下巻を読むにあたって、どう出るか。それも楽しみながら、読んでいこうと思います。

初めての作家さんでもあったので、ちょっと戸惑いました。

まあ、他にも読みたい作品もあるので、頑張って読んでいこうと思います。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)
講談社 (2013-11-29)
売り上げランキング: 1,479

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。