【司法書士会】中央新人研修会2日目:民事訴訟手続を通じて心構えを考える

本日は2日目です。

2日間とも、場所はこちらで行っております。

貸し会議室 天満研修センター(大阪・梅田)紹介

この場所は、特別研修でも使われる場所で、毎度お世話になってる場所です。

いろんな研究発表とかされていて、たくさんの利用者がいますが、特にこの時期は大学の地方試験で賑わいます。

裁判事務ではどういう心構えで臨むのか

電話一つにも.... ©susi-paku by ぱくたそ
電話一つにも….
©susi-paku by ぱくたそ

裁判とは登記と違う点があります。「求められる結果が同じてはない」ということです。

司法書士が代理を受けて行う場合には「依頼者の望む結果を請け負う」というのではなく「依頼者の裁判手続を正しく進めてあげる」ことに重点を置いて考える必要があります。

依頼者の望む結果は何なのかを正確に聞き取り、それに対して専門家として正しいアドバイスをし、依頼者の自己決定権を正しく行使できる様にしてあげないといけないのです。

皆様の思いを形にするのも仕事です

想いをかたちに..
想いをかたちに..
©susi-paku by ぱくたそ

登記も裁判も、代理で仕事をする以上「皆様の思いを形にする」ことが重要だと思います。ですがその実現を果たすためには「人に話すのが嫌だなぁ」と思うようなことも極力話してもらえると有難いのです。

そういった「嫌だなぁ」と思う事実の中に重要な手掛かりがあったりするものです。

私たち司法書士は、仕事上に知り得たお客様の情報いわゆる「秘密」は他人に漏らしてはならないと決められており、それを破ると刑法上の罰則が与えられます。そういう強い法規があることで皆様の情報を守れるというわけです。

ですから、私たち司法書士は高度な職業倫理を身につけるべく、新人の時からこういう研修が行われています。

私も6年前に受講しましたが、やっぱり一番印象にあるのは「司法書士倫理のこと」ですね。常々言っておりますが、ずっと考えていく必要がありますよね。

私も、この講義を通じて受講生に話してきましたが、それは「私に対する戒め」にもなります。

今回の事例検討は、司法書士業務と倫理を見直すいい機会になりました。また「司法書士の職務上責任」の本読みもやっていきたいと思います。

本日のランチはこちら

胃の調子は、相変わらずヤバいのですけど、あえて「喝を入れるために」こちらへ行きました。

ここは、一度来たことがあるのですが初めて食べたトンテキが旨過ぎだったのです。

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今日は「うすトンテキ定食」にしました。ソースとカラシとニンニクのハーモニーがたまらなかったですね。

これで、一つ大きな役目を終えることができました。受講生の方々にとって、何か一つ持ち帰ってもらえたのなら幸いです。

本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。