【つれづれ】私が心に掲げる習う時の心得

今年度の司法書士試験があと1ヶ月に迫ってきております。

法務省:平成25年度司法書士試験受験案内

毎年、この時期にになるといつも思うところがあるのです。

私は、平成19年の司法書士試験で合格したのですが、合格するまでの時間は「大学入試の時よりも勉強したなぁ」って思うのです。

ただただ不安だらけ

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勉強を始めたのが33歳の冬でした。遅いかなぁというのと、ただでさえ合格率の低い試験だったので「腹をくくって」やり始めたのを今でも覚えております。

また、その時の恩師との出会いがあったからこそ、今の私がいるといっても過言ではないのです。

「守・破・離」の精神

守破離はもともと、世阿弥の『風姿花伝』にある「序破急」にインスパイアを受けた千利休が、茶道の作法を詠んだものに出てくる。「守」=あらゆることには基本がある。最初は基本を忠実に守り模倣し習熟し、「破」=次にそれを自らのものとして応用し、「離」=最後は型から離れ自由自在になるというようなこと。基本を十分にマスターしたら、「Breakthrough(ブレイクスルー)」≒「破→離」を目指すということだ。

「守破離」は、スキルやアビリティのなどの伸張・成長プロセス等を考える上で参考になる言葉だ。私は、学生たちに勉強や学習ではなく練習という言葉を使う。学び問うこと、学問もスポーツや芸術と同じく良い練習を大量につむことがまず第一と考える。メディアリテラシーも訓練であり、練習を重ねることによって伸張していくと考えるからだ。
守破離:『規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本を忘るな』千利休/模倣から創造へ – 白い象 -Caesar Blanca(カエサルブランカ)-

前職の経営計画書の中に、この事が書かれておりました。(年に1回、経営計画書を清書するという課題がありましたので、今でも覚えております)この考え方は、何にでも当てはまると思います。

司法書士の勉強を始める時に「どんなことを言われても、その人の言われた通りにやろう。おかしいとは絶対に思わない。(守)」と心に決めました。

手応えが出てきたら、「効果的で効率的な計画を立てるには、どうしたら良いのか(破)」を考えるようになり、「自分なりの試験攻略方法はないのか(離)」を考えて、ひたすら実行してきたように思います。

「分からなかったら、まずは良い人の真似をする」これが上達の早道ですね。

HP制作も、この精神で頑張ろうと思ってます。

終わりに

宣伝をしておきます。

私の恩師が運営している司法書士試験Web予備校です。

小泉司法書士予備校 – 司法書士試験合格 –
何かの参考になれればと…

本日はここまでにしておきます。

有難うございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。