【司法書士会】「平成28年度 中央新人研修会 後期日程」の「事例検討」を担当し「司法書士の職業倫理」について熱く語る

今年は少しだけ担当をすることになりました。

導入部分を大きく変更!

今年は事例検討を通して「司法書士倫理」の講師を引き受けさせてもらいました。やる内容については、昨年のものとほぼ同じです。
【司法書士会】平成27年度 司法書士新人研修ログ「中央新人研修会 後期日程」2日目 | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
昨年度の研修ログです。

ですが、今年は導入部分を大きく変えてみました。

いつも自己紹介だけをしてもらうのですが、自己紹介の締めに「私と一緒に勉強してもらえますか?」と言ってもらって、他の受講生は「Yeah!!」と掛け声をかけてもらう。こうすることで、2日間共に学ぶんだという認識を持ってもらえます。

これは、以前私がセミナーとして参加させてもらった時にすぐっちさんがやっていたアイスブレイクです。

『カーネギーに学ぶ!やわらかリーダーのためのストレスマネジメント読書会』を開催しました!【梅田・堂島Read For Action読書会】 | わんすて-One Step Forward-
参加させていただいた読書会です

今年の受講生は平均年齢が高く、こういうのはどうかなぁと思いましたが、思いの外、やって良かったと思いました。

その後の「倫理総合1」では、自分の事前課題の要約を発表してもらってキーワードを出してもらい、それに倣っての解説みたいなことにしてみました。こちらは、うまく言ったかはわからないです。少しバタついたとも言えます。

少し変化させてみるのもいいもんだと思います。

いつも思いは一緒!

この事例検討の時の自分の新人さんへのメッセージは

  • 「一人で悩まず、仲間を作る」
  • 「司法書士として当たり前のことを当たり前にやる」

ということです。

そのためには

「司法書士の本質とは何か」

ということを、自分の頭の中で考えて考えまくることだと思います。

「登記手続の代理」という仕事は、どの司法書士に頼んでも結果は同じでないといけません。そうなると、違いはどこに出るのでしょうか。「この人に頼みたい」と思われるためには、どうしたらいいのでしょうか。

そういったことを日々考え続けて欲しいと思います。それが「自分らしい司法書士像」になると思うし、その姿勢で臨んでいれば職業倫理に抵触するようなことは起こり得ないです。

というわけで本日はここまでにしておきます。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。