今年は、2年ぶりの担当となりました。
やっぱり「新人さんとのふれあい」はいいなぁ
私が、こういう「チューター」などの仕事を引き受ける最大の理由は「新人さんとのふれあいが出来る」からではないでしょうか。
私が、今から8年前に、彼らと同じように新人研修を受講していた時、その時のチューターの先生にしてもらったことや、ブロック研修の時でも、運営に携わっていた先輩の先生方にしていただいたことに大変感謝していて、その研修があったからこそ、今こうして細々ではあるけれども、司法書士という仕事ができているのではないかと思っています。
この一心で、こういったチューター業務を引き受けていると言っても過言ではありません。
【司法書士会】平成27年度 司法書士新人研修ログ「中央新人研修会 後期日程」1日目 | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
先日終了した研修です。
一昨日から「第15回 特別研修」がスタートしました!
「第15回司法書士特別研修募集要項」の請求について | 東京司法書士会
まずは、基本からのおさらい(訴状・答弁書の書き方、要件事実など)をグループで意見をシェアしながらやっていきます。
今回、若干進めるペースが速かったこともあったので、今までのやり方とは違う方法を取り入れました。そういった変化も楽しみの一つです。
次の日は、訴状の起案「建物明渡」についてです!
議論が白熱していました!
特別研修は「学ぶ研修ではない」ということ
特別研修などの、こういった「課題提出型」の研修だと、受講生はどうしても「ある一定の模範解答が欲しい」という欲がで出来ます。(かつての私もそうでした)その解答を書いて「とりあえず課題を提出して」研修を乗り切ろうと考えがちです。
それにちなんだ本も出ています。中身は本当によくできていて「認定考査対策としては」とても良い書籍だと思います!受講生の4割近くが所持しています。(私の目測ですが!)
認定司法書士への道 第3版 | ||||
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ただ、この本を持ってしまうと、これだけでグループ研修を乗り切ろうとしてしまうものなのですね。まぁ、こういった行動をすることは分からなくはないです。(私が受講していた時に、こういった本が出ていたら購入していたと思いますし)
ですが、ここで勘違いをしてはいけません。
なぜなら、特別研修は「学ぶ研修」ではないからです。
裁判というものは、本当に水物です。一筋縄ではいきません。その時、必要なのは「考える力」です。一つの知識を、ただ暗記して当てはめるということだけでは、こういった「考える力」が養われません。
こういうことを考え続けていかなくては、裁判事務はできないのです。その「考える力」をつけるきっかけ作り。それが特別研修のグループ研修なのです。
そのことだけは、しっかりと伝えました。そして、そこから発展して、とあることを実験的にやってみました。それは、
というものです。これが、思いの外盛り上がりました。本来、要件事実を検討する際には「法律(条文)の解釈」がとても重要で、そこから発展して今の要件事実論というものがあるからです。それを体験させることが少しできたのではないかと思います。来年以降も、私が担当する際には、このワークを実施したいと考えています。
まだまだ先は長いですが、とにかく楽しく「実のある」研修になるように、精一杯務めたいと思います。
というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。