【読書】「天国旅行」三浦しをん 著

本日は、朝の読書時間で読み終わった本を紹介します。

ブクログレビュー

読書時間 3時間20分(読書日数 16日)

「心中(死ぬ)」というテーマで書かれた短編集。前作「きみはポラリス」に続くものだと思っていたので、こういう一面を見ることができたのは、さすがは引き出しが多いなぁと感じることができる作品。

扱っているテーマが重たいだけあって、やっぱり心の中がモヤっとすることが多いのも事実だが、自分が「死ぬ」ということを日々考えていることもあって、どこか共感できちゃったりする部分も有る。

テーマは「心中」!

今回の短編集は、読んでいて「なんか重たいテーマばっかりやなぁ」と思っていたら、そういうことだったんですね。

「何故、死ぬことを選択したのか」

「死ななければならなかったのか」

など、様々な角度から「死ぬ」というテーマで8つばかりの短編でした。

私は普段「自分の死というものには向き合っていかなくてはならない」と思っているので、こういうのは嫌いではありません。

ただ「死ぬ」ことよりも「生きる」ことの方がはるかに難しかったとしても、生きた方がいいに決まっている。

そういったことを思い返してもらえるストーリーだと思います。

「多田便利軒」の映画化が楽しみ

今回も本当に楽しませていただきました。筆者の本は、いろんなジャンルでいろんな角度から書かれているので、私の中では飽きてません。

読むのが相変わらず遅いですが、その分じっくり楽しませてもらっています。

また「多田便利軒狂騒曲」の映画化も決まりましたし。

待望のシリーズ最新作!映画『まほろ駅前狂騒曲』公式サイト

読み終わって、紹介もしています

【読書】「まほろ駅前 狂騒曲」三浦しをん 著 | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
本日は、朝の読書時間で読み終わった本を紹介します。読書時間 6時間20分(読書日数 17日)「まほろ駅前」シリーズ第3弾おなじみ「多田便利軒」の周りで起こるハチャメチャなストーリーを長篇で書かれたもの…

また、楽しみが増えました。

というわけで本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。