本日は配属研修でした。
自力での解決力をつけること!
本日、急遽入った抵当権抹消登記を「ひととおりやってもらおう」ということで、預かった書面を(一応、原本を全てコピーして)全部渡して、
をやってもらえました。
しかも「己の力でやりきる」という条件です。
つまり、自分なりの答えを出すまでは「質問をしない」という特別ルールでやりました。
司法書士として登録するようになれば、基本的には「一人で解決していくこと」が前提になります。そのために、どれだけ「答えを出せるためのツールを使いこなすか」ということが重要になってきます。
書籍・人脈・ネットツールを駆使して、とにかく答えを出すクセをつけておくこと。これが重要です。
不動産登記(抵当権抹消)
- 「原則論」は大事だが「サービス業」ということを忘れないように→手間をかけるということは、その分「報酬(経費率)」が上がるということ。
- 設定の権利証に「解除条項」があるパターンがあるので、その方法は押さえておくこと。
- 銀行名の変遷をキチンと確認すること→変更証明書ですむのか「抵当権移転→抹消」のパターンなのか見極めること
銀行変遷史データベース – 全国銀行協会
こんなサービスがありました!
まとめ
司法書士という職業は「マニュアル化」することが容易ではないと思います。
以前、父親がまだ司法書士をしていた時に、補助者をしていた私とよく言い合ってたことがありました。
「こういう時はどうしたらいいの?」と質問すると「どっちでもいい」とか「臨機応変にやったらええ」いう回答が本当に多かったからです。
その度に「仕事に『どっちでもいい』って、なんやねん」と疑問が湧いてきて、一時期この仕事が嫌になってしまったことがあります。
ですが、いざ本職として、こう言った状況になった時に「どっちでもいい」といっていた父親(本職)のことが理解できるようになりました。
つまり、同じ登記事案であっても「依頼者」などに応じて、対応を変えていかなくてはいけないこと、少なくとも、ここは外せない「ポイント」というものがあって、それを見極めることが重要になります。
通り一辺倒のやり方だけではダメなので、そういった情報や技術を身につけやすくするためには「横のつながり」というものをしっかり持っていれば不安がなくなります。そういう人脈がたくさんできると、業務に幅が出るということですね。
【司法書士会】青年会の恒例事業「先輩に聞いてみよう」で、改めて「資格に対する向き合い方」を顧みる | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
こういうイベントは貴重な時間になります!
私も今後は、そういう活動をしっかりやるようにしていこうと思います。
本日はここまでです。ありがとうございました。