【司法書士会】青年会事業一発目!新人さんに「全うな司法書士」として活躍してもらうために…

兵庫県青年司法書士会の今年度初めの事業がありました。

兵庫県青年司法書士会

毎年恒例です

昨年も書かせてもらったと思いますが「先輩に聞いてみよう」という事業は、恒例になっています。

これは、合格した新人さんに向けて青年会会員でもある先輩の先生との座談会形式で進める「司法書士になるためのオリエンテーション」というようなことです。

せっかく難関な試験を突破して、登録するまでに何ヶ月も研修を受けて、それなりの登録料を払って司法書士として仕事ができるようになったとしても「司法書士制度の信頼を失墜させるような行為」をやってしまうと、資格が剥奪されてしまうことも起こり得ます。

また、独立して業務を行うにしても、その後は自分で基本的には判断をしていかなくてはならないわけですから、やり出すのに相当の勇気で持って一歩目を踏み出さなくてはいけないわけです。

そういった新人さんの素朴な疑問や不安に、我々会員の先輩が回答していってそれらを解消させることが目的です。

何より大事なこと

こうなってしまっては....
こうなってしまっては….

司法書士としては生きていくために大事なこととはなんだと思われますか?それは、

「孤独にならないこと」

これにつきます。

わからないことや、業務的に微妙な案件をどうするのかについて、その時々で確実な判断を下して行かなくてはなりません。そんな時、一人で抱え込んでしまうことで相当のプレッシャーがのしかかってきます。

そんな時「気軽に聞ける同職(先輩・同期など)の存在」があるだけで、どれだけ救われるか。そのことを本当に分かってもらいたい。今回の事業のキモはこれだと思います。

夜の宴会場でも、たくさんの交流が持たれました。具体的な仕事の話から、独立した時の心構え、6月の認定試験のことなどについて質問をたくさん受けました。

「やっぱり辿る道はいっしょやなぁー」

私も同じことを6年前に思っていました。その時に青年会に入会して、一緒に事業をやるに連れて先輩との交流が生まれました。

その先輩方から業務の事情や情報、などを共有させてもらえたからこそ、自分なりに司法書士という職業に向かい合えてこれたのだろうし、好きになれたのかもしれません。

中締めの挨拶の中で、歴代会長の先生が「青年会に入会すれば『全うな司法書士』になれる確率が高くなる。」とおっしゃいました。正にそうだと思います。

今度は私達の世代が、後輩の皆様方にそういうことを伝えていく必要があると思います。そういう「絆」を大切にしていきたいですね。これからもずっと。

というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。