また、今回も頑張ります。
今年は大役を任されることに…
筆記試験の合格者が、先日発表されました。
法務省:平成27年度司法書士試験筆記試験合格者受験番号
今年度の分です!
兵庫の合格者は41名だということで、昨年より2割ほど少なくなってます。
筆記試験の合格者は、口述試験を受け、それをパスして晴れて合格者になります。
毎年この時を迎えると
としみじみ思い返すものですが、この時期が到来するということは、間も無く「新人研修」のシーズンが到来するということです。
【司法書士会】平成26年度の新人研修が始まりました! | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
昨年度の模様です。
実を言うと、今季から、兵庫県司法書士会の新人研修委員会の副委員長を務めることになりました。
今まで、特別研修のチューターなどをさせてもらったり、毎年青年会の「倫理研修」を担当させてもらっている中で、
という思いを伝えていきたいと感じています。
来月の末から始まる第1回目の兵庫県司法書士会主催の「新人研修」の打ち合わせを、先日行ってきました。
「オリエンテーリング」という位置付け
私は、この1回目の研修は、
というものを考えてもらう一つのきっかけになるのではないかと思っています。
司法書士は、法律を扱う専門職として豊富な知識量と高い職業倫理感で、依頼者様に対し接していかなくてはなりません。
そのためには、日々の自己研鑽が必要になってくるとは思うのですが、知識をひたすら溜め込むだけではダメで、そこに「人間力」というものを加味していかなくてはならないのではないかと思っています。
また、司法書士は基本的に個々人は独立して業務を行うことができます。が、ここで「孤独になってしまうと、仕事上でも、制度上でも、大きなミスを犯す」という「司法書士あるある」があるのです。
それを回避する最も有効な方法として「集合研修(一つの会場に集まって研修を受けること)」があると考えます。研修後の懇親会や会員同士の交流を通じて孤独感がなくなります。
司法書士というのは「合格者」が「司法書士会に登録」さえすれば、司法書士になれます。
ですが、それだけでは本当に「国民の権利を擁護すること(司法書士法第1条)」ができるとは言えません。その足がかりとして「新人研修」というものがあるのです。
私も合格してから、この「研修ラッシュ」が苦痛であったことは、今でも忘れられませんが、この研修を経験したからこそ、今の自分があると言っても過言ではありません。
少しでも、新人の皆様に何かを感じ取ってもらえるような研修会にできるよう、これから頑張っていきます!
というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。