今日は若干過ごしやすい気候でした!
今日からは「司法書士倫理」の講義
本日は後期日程2日目です。
【司法書士会】平成27年度 司法書士新人研修ログ「中央新人研修会 後期日程」1日目
1日目の研修ログです!
昨日の講義とは打って変わって、本日からの講義は「考えてもらう」ディスカッション中心のものとなります。
司法書士を始めとする「法律専門家」というのは、とかく「職業倫理」というものを強く求められます。
【司法書士業務】「司法書士の専門家責任」について②〜司法書士と依頼者との関係〜 | ミナトノキズナ
「司法書士の専門家責任」レビュー1回目です。ご参考までに…
それを2日間にわたって、考えていきます。
まずは「さらっと職業倫理」を
まずは「司法書士倫理とは何か」ということを、なんの予備知識もないまま考えてもらい、その後2つの事例を検討しながら実務上での職業倫理感を持ってもらうことを体験してもらいます。本日は、その1日目(前半戦)です。
実は、事前課題が出ていて「司法書士倫理を守らないといけない理由」というテーマでレポートを書くと言うのがありました。それをネタとして、みんなのディスカッションをしていきます。今年は、受講生のレポートを事前に目を通すことができました。
レポートでは「キーワード」が与えられていたので、結構書いている言葉とかも、小難しい専門用語が並びまくっていたんですけれども、
と、たずねると「書きながら、もやっとしてました」とのことでした。
そりゃ、そうですね。こういう「職業倫理」という問題を扱うとなると、もやっとするのが当然だと思います。
倫理 | ミナトノキズナ
以前書いた「倫理」タグ付きエントリーです。ご興味あればどうぞ!
「民訴事案」を使っての事例検討
簡単な事例を、時系列に従って紹介をしていきます。それと同時に「事件を受任する際、司法書士は依頼者と、どう向き合っていくののか」ということについて話しました。
【日刊】国家資格者として依頼者と向き合うことの大切さ | ミナトノキズナ
またこういうネタなのですが、「自分の仕事に対する思い」だけはを伝え続けていきたいと普段から思っていますので書きます。自分の状態に向き合うことは非常に大事!つまり、国が認めてくれた資格でありますから「国…
そのあとは、この事例から派生しうる問題についてディスカッションしてもらいました。
初めは固かった印象もありましたが、最後の方は闊達な意見交換がされていたように思います。
ただ、事例設定に若干のムリヤリ感があったようにも感じました。それでも、新人さんに意識をしてもらいたい倫理ポイントは伝えられていったのでは無いかと思います。
明日は「登記事案」に関することですね。ここは、結構実務の話が、かなりできるのでは無いかも思います。
というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。