【司法書士業務】債務整理業務は、借金を減らす為だけにするのではありません

本日は、借金の整理、いわゆる「債務整理業務」のことについて書いてみようと思います。

最近は減ってきたように思いますが、つい一頃はいろんな司法書士事務所が挙って「過払いがあるかもしれません!お早めに!」の様なTVCMがガンガン流れておりました。

もうすぐ「過払いバブル」ー債務整理事案で、稼げていた時代ーは終焉を迎えるなか、最近では東京や大阪の弁護士事務所がポスティングによる債務整理のチラシをよくみかけます。

そんなに良いものではない

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人間というのは弱いもので、どうしてもこういうものを見ますと自分達の都合のいいように解釈しがちです。「手続きやれば、やった人みんなお金が返ってくるんとちゃうか?」とか「借金がチャラになるんちゃうか!」とか。

まず、お金が満足に返ってくるケースは、今となっては稀になっていると思います。

ここ数年でいろいろな消費者金融業者が破たんしている現状がありますので、満額戻ってくる確率はかなり減っていると思います。過度の期待は持たない方が無難です。

過払い金バブル過熱!業者の倒産で請求が出来なくなる!出来ない大阪
ご参考にどうぞ

あくまでも、生活再建のための制度であること

自分を見つめることが大切です photo by PhotoPin

自分を見つめることが大切です
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よく「借りたものは返さなくちゃいけないですよね」と相談者の方から言われます。

確かにそうなんです。これは別にお金だから、そうじゃないとか関係ないですよね。ですが、「体や精神状態が壊れてでも」そうしなくちゃいけないのでしょうか?

破産法第1条
(目的) この法律は、支払不能又は債務超過にある債務者の財産等の清算に関する手続を定めること等により、債権者その他の利害関係人の利害及び債務者と債権者との間の権利関係を適切に調整し、もって債務者の財産等の適正かつ公平な清算を図るとともに、債務者について経済生活の再生の機会の確保を図ることを目的とする。

とあるように「生活再建」をするために、法律でリセットボタンを押させてもらう為の制度なんです。そして、未来に向かってやり直していくためのものです。

その代わり「借りたものを全部返せなかった」という十字架を背負ってこれからは暮らしていかなくてはいけません。

相談の段階で「借金が出来た原因を細かく聴き取りをする」のは、思い返す事で原因を見つめ直す事が出来るからです。辛い事ではありますが、2度とこういう事が起きないようにする為には大事な事になります。

私のところでは「家計簿をつけて、とにかく現金管理をしっかり行う」ことを行ってもらい、2週間に1度チェックをさせていただいております。密なコミュニケーションを取ることで、依頼者の方の金銭感覚を取り戻すためのお手伝いをいたします。

また1ヶ月の家計をチェックをしていく中でお金の流れが分かれば、カットできるものも見えてきますし、その中で債務整理についての方針も見えてきます。

このようなトータル的なサポートもしておりますので、何か不安なことがありましたら、お電話いただければと思います。

本日はここまでです。有難うございました。

プロフィール

岡田 英司
岡田 英司
神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。

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