「花咲舞は黙ってない」(池井戸 潤 著)読了。日テレでドラマ化してほしい!と強く感じた

このシリーズも好きだったんです。

この新刊が出ていたので、有無を言わさず読みました。

読了直後のレビュー(ブクログレビュー)

読書日数 24日

短編シリーズ出ていたものの最新刊。今回は1つの大きなストーリーとなっている。

東京第一銀行の事務部臨店班に所属する花咲舞、上司の相馬が、各支店の臨店をやりながら、銀行のスキャンダルを暴いていく、勧善懲悪ものではあるが、今回は産業中央銀行との合併が発表される。

そして、その相手の銀行から、なんとあの半沢直樹が対峙するのである。

話はかなり面白く、銀行の裏事情や、そこに渦巻く人間模様がわかりやすく書かれていて、変わらず「狂咲」ぶりは健在である。

クライマックスでは、その半沢が関わってくるのだが…

ドラマになったらすごい事になりそうだけど、まあ、そうはならないんだろう。

短編集と言いながらも…


今作品もコンセプトは短編にはなっていますが、大きなストーリーがバックグラウンドにあります。

それは「東京第一銀行が産業中央銀行と合併する」というストーリーです。

産業中央銀行といえば…そう、なんと「半沢直樹」が登場するんです。

やっぱり仕事というのは…

池井戸作品全般に言える事ですが、

「仕事は誠実に、きちんとやらなくてはならない」

「自分の保身だけ考えているようではいけない」

今作品もそれが最後まで貫き通されています。

読むたびに、自分の仕事のスタイルを見直すいいきっかけになりますね。

あと、ドラマ化されたら、キャスティングとかが気になります。実現してほしい!

やっぱり、読むスピードが遅すぎましたね。ちょっといろいろあって、なかなか読み進められませんでした。

というわけで、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。