【読書】「星間商事株式会社 社史編纂室」三浦しをん 著

本日は、朝の読書時間で読み終わった本を紹介します。

ブクログレビュー

読書時間 4時間20分(読書日数 13日)

「星間商事」で記念に作られるつもりだった「社史」を作る為の部署「社史編纂室」で巻き起こるコメディ
同人誌を何十年も作り続けている主人公は腐女子(男性同士の恋愛について妄想する女子)なんだだという。わたしがこういう世界があるということを知らなかったこともあるが、この主人公はそれを卑下したり生活しにくくしていたりするわけではなく、普通に恋愛もしたりもする。

そんな主人公が社史を作る為に取材していると「高度成長期の穴」という期間があった事に気づく。それをなんとか表に出そうとする面々。そんな中、それを発表する場所に同人誌を作って、それをコミックマーケットで売るという、とんでもない展開になる。

途中でその秘密を探るに当たって、様々な展開になるのだが、本当に読みやすく、それでいていつも突飛な展開になるなぁと感心する。

最後のどんでん返しも面白く、一瞬分からなかったが、読み進めていって「ふっ」と笑えるのがたまらない。

途中に「現代の同人誌」と「過去に描かれた同人誌(ぽいもの)」「60代のおじさんが同人誌の原稿を書いたとしたらこんなもの」という3種類の原稿(物語)が出てくるが、意味のわからない書きっぷりが、また、この話に花を添えている気がした。

こんなことを言うと野暮かもしれないが、映画にしたら見るだろうなぁと思った。(『星間商事株式会社社史編纂室』のレビュー 三浦しをん (prelude2777さん) – ブクログ

相変わらずムチャ設定

本当に「ふっ」と笑える作品です。

本当に「ふっ」と笑える作品です。

今回は、とある外資系(?)の会社作られることになった社史編纂室での出来事です。

主人公は、いわゆる腐女子で、趣味で「同人誌」のなかで「BL(ボーイズラブ)小説」を何十年も作り続けている、いわゆるオタク系女子です。そんな彼女が勤める会社「星間商事株式会社」の「社史」を作る為に取材していると、とある疑惑が浮上してきます。

「高度経済成長の穴」という、会社のスキャンダルです。それを調べようとすると専務派閥に邪魔をされる始末。それを明らかにする為に、「裏社史」をコミックマーケットで売る為に作るという展開になっていきます。

本当にいろんな顔がある

この「三浦しをん」という作家さんは、本当にいろんな顔があるように思います。あとがきにも書かれていたのですが「BL小説を書かせたら右に出るものがいない」らしいのです。

この原作でも主人公が書いた「同人誌の原稿」が紹介されています。これが、なかなかのクオリティです。私はこういった世界があることを知らなかったので、勉強にもなりました。

また、新刊が出たら読もうかなと思います。ありがとうございました。

プロフィール

岡田 英司
岡田 英司
神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

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