「リファーラルマーケティング」(アイヴァン・マイズナー ほか 著)を読んで「リファーラルマーケティング」の重要性について確認した

以前から持っていた本ですが、ようやく読むことができました。いろいろと考えさせられる本でした。

読書直後のレビュー(ブクログレビュー)

読者日数 31日

紹介を基軸としたマーケティング「リファーラルマーケティング」に関する方法と考え方についての本

自分自身がリファーラルマーケティングを実践するためのグループ「BNI」に所属していることを受け、再度確認する意味を込めて手に取った。

紹介をしてもらうための戦略的な考え方や実践方法について、かなり網羅的に紹介されている。

半分ぐらいは実践できているとは感じたが、「リファーラル」だけで満足するのではなく、それを成果につなげるために必要なことは何かについても言及されていたので、そこは考えて行く必要があると思った。

「リファーラルマーケティング」の大切さ

本書は、リファーラルマーケティングに特化した組織「BNI」の創始者、アイヴァン・マイズナー博士による「最良なリファーラルマーケティングとは何か」について、かなり詳細に書かれています。

リファーラルマーケティングとは、「人からの紹介により、効率よく新規顧客を獲得するための手法」で、今までのビジネスのやり方を、根本的に変えていこうというものです。

基本的にビジネスを広めていくためには「テレアポ・広告・飛び込み営業」が主流だったと思いますが、これからは「紹介」で広げていく方がいいのではないかということで、そのための方法が、さまざまな視点で書かれています。

この時代は「人との信頼関係の構築」がとても必要です。そのためにも、どのように人脈構築していくといいのか。そこからの紹介で仕事をもらった時は、どうフォローアップしたらいいのか。その辺りの詳しい内容が盛り込まれています。

実践することがとても重要

今、私もBNIに所属して、約5年が経ちます。BNIでは、定期的に「リファーラルマーケティング」を学ぶトレーニングが行われていて、今も学び続けております。

初めのうちは、なかなか腑に落ちることが少なかったと思いますが、だんだんと理解できるようになり、最近では「士業の営業って、本質はこれなんじゃないか」とさえ思えるようになりました。

ただ、学んでも実践することができなければ意味がありませんが、BNIに所属しているおかげで実践が出来ており、成果も上がっています。

なぜ成果が上がるのか。

それは「所属している他のメンバーもリファーラルマーケティングを学んで、実践しているから」です。

一人だけ分かっていても意味がないんですね。なので、これからも学び続けて、周りにもシェアしていくことが、周りの人を成功させることになり、それが巡って自分自身のビジネスの成功にも繋がることなのではないかと思いました。

本のボリュームが、かなりすごくて、なおかつ外国人の著書ということもあり、若干苦手な感じはしましたが「書かれている新しい知識から、1つでも実践できるように」していきたいと思います。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。