【司法書士業務】司法書士は本当に「オワコン」なのか

本日、朝の内に帰ってきました。雨☔が凄かったですが、うまい具合に避けて帰れてほっとしてます。

帰り際に、「あのニュースみた?」と話題になったニュースがありました。

司法書士、30歳を過ぎても年収200万円台はザラ | 日刊SPA!

先週に出ていたニュースです。

「誰かシェアしてくれるのを待ってたんやけど。反響ありそうだから。」

と言われたので(それだけの理由ではないですが)、これについて書いてみようかなと思います。

ちなみにタイトルにある「オワコン」とは、こういうことです。

オワコンとは、漢字で書くと「終わコン」、「終わったコンテンツ」の略です。
コンテンツとは、直訳すれば中身、内容のこと。一般的にテレビ番組、アニメ、漫画、ゲーム、映画などを指すことが多いようです。
<ネット語としての意味>
実際に連載や放送が終了したという意味ではなく、自分の中でもう終わっている、流行遅れだ、もう面白くないというような意味で用いられています。
昔から、流行遅れのものを指して「もう終わってる」等と言う言い方がありましたが、それとほぼ同じだと思って間違いありません。(「オワコン」とは?「オワコン」の意味と使い方 | nanapi [ナナピ]

そもそも年収て何だろうか?

いろいろ考え方はあると思いますが....
いろいろ考え方はあると思いますが….

実はこの件について、ある方のFacebookの書き込みを見て、思ったところがあります。あくまでも「自分が仕事として頑張った価値の積み重ね」が年収であって「資格者の価値」が年収ではないんだと。

確かに、バブル時代はよく不動産も動いていたでしょう。インターネットも未発達だったから、登記手続を「独占業務」として行ってきた司法書士は事務所に居るだけで、バンバン仕事が出来たのだと思います。

インターネット全盛期!!!時代にあわさなければなりません!
インターネット全盛期!!!時代にあわさなければなりません!

ですが、今の時代は違います。

インターネットは発達しまくっているので、少し調べれば簡単な登記手続の事などはわかるようになっております。また、法律に「登記手続は司法書士に頼まなくてはならない」なんていう決まりはありません。

そういう意味では「司法書士がいなくても困ることはない」のです。

それでも何故、この日本社会に「司法書士」が存在する必要があるのか、考えてみました。

それは国民の権利を擁護する司法書士法第1条)」という使命を全うするためにあるのだと思います。

で、その使命を全うするためには、どうしたらいいのかを考えて行動しなければいけないということです。その付加価値こそが、自分の年収を決めていくのだと思うのです。

資格の上にアグラをかいている時代は終わりです。そこの発想しかないから「司法書士はオワコンだ」などという結論しか出ないのだと私は思います。

といっても、それに対する具体的なことは何にも思いつきませんが、この気持ちだけは持ってお客様と接していきたいです!

本日はここまで。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。