【読書】「口コミを生むためにやるべき16のこと」堀越 吉太郎 著

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本日は、朝の読書時間で読み終わった本を紹介します。

ブクログレビュー

読書時間 1時間40分(読書日数 5日)
アイバン・マイズナー博士の提唱する「口コミマーケティング」についての解説ををBNIのディレクターでもある筆者が、16項目に分けて書かれた本

方法論についてかなり具体的に、かつ分かりやすい言葉で書かれている。「ギバーズゲイン(与える者は、与えられる)」の理念とは何か、それに対して具体的にどう行動を起こすのかの詳細が書かれていて、実践できれば自分のビジネスにも相当いい影響を与えてくれそうである。

自分がBNIに参加していることもあり、理念についてはある程度の理解をしていただきつもりだが、具体的な行動についての理解がこの本で得られたことに、大変感謝している。(『「現代ネットワーキングの父」Dr.マイズナー流 口コミを生むためにやるべき16のこと』のレビュー 堀越吉太郎 (prelude2777さん) – ブクログ

ギバーズゲインの理念とは

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まずは….

この本の帯にでっかく書かれている言葉「与えられるものは、与えられる」とは、どういうことなのでしょうか。

これは「見返りを求めずに、まずは先に相手に対して与えること。そうすれば、あなたにも相手が与えてくれる」ということです。

私たち司法書士のお仕事は「いらっしゃいいらっしゃい!さぁ登記申請やりまっせー」というように、自分たちを売り込むような方法を取ると「不当誘致(仕事を取ろうとする目的でせったいしたりすること)」に当たり、司法書士倫理に反する行為になります。

ですが「自分以外の人を紹介することで、自分にも紹介が回ってくる可能性がある」という、このアイバン・マイズナー博士の考え方に「なるほど」と思いました。これなら自分を売り込む必要なはないし、相手にも感謝されますし、そして何より依頼者様に与えるインパクトが違うと思います。

「法律相談に来たつもりが、お歳暮の割引ができるような人を紹介する」って、なかなか無いのではと思うのです。

でも、難しい

頭が痛い
行動に移すのは大変です

それでも、なかなか実のところ簡単な話ではないでのです。「どんなタイミングで話せばいいのか」とか「行動に起こす時に、何を思ってやるのか」とかもそうですが、

「自分のビジネスもままならんのに、何で他人の紹介せなあかんねん!」

ていう思いが頭をよぎると思います。それを、この本では丁寧かつ分かりやすく解説してくれていて、読み終わった時には、少しその気持ちが和らぐのではないのかなぁと勝手に思っています。

活動して1年を振り返ると…

実は私も昨年から「BNIみなとチャプター」というグループで活動しています。初めのうちは「ギバーズ(紹介を与える)」ことがなかなかできずに苦労しましたが、ここのメンバーと知り合うことができて、紹介も少しずついただけるようになり、今では私にとって無くてはならない存在になってきています。

そんな中で、この「BNIの理念」を勉強することも実は「ギバーズ」の一環なんだと分かり、トレーニングを受けています。そんな中でメンバーにこの本の紹介をされた時に「速攻でポチり」ました。

筆者もBNIメンバーでもあり、ディレクターもされているということで、是非お会いしたいなぁと思いました。より深く「口コミマーケティング」のことを知り「世界のビジネスを変える」という大きな理念に向かって、自分も「ギバーズ」できるようになりたいですし、そしてそれが大きな「ゲイン」につながるような行動を起こせるように頑張りたいと思います。

本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。