【司法書士会】「法テラス電話相談」にて、あらためて相談業務のムズさを知る

本日は早朝から動きまくりでしたが、午後から電話相談番でした。

やっぱりやりがいある

相談会というのは本当にやりがいある仕事だと思います。

私たちでは常識に思っていることでも、一般の方々からしたら非常識なこともたくさんある中で、こういう電話相談からでも「司法書士の仕事や制度、そしてそれに携わる私たちの思い」なんかを発信することができる場所だと最近は感じています。

ヘビーな相談もたまには…

まぁ、そんなこともあります
まぁ、そんなこともあります

今日は一つヘビーな相談も有りました。内容はさておき、いろいろ聞いていると「自分の思い描いている答えを専門家のお前言えよ!」的な感じでした。

こちらの受け答えを聴いているうちに、相談者の方がお怒りになられました。

ですが、こちらも無料の電話相談である以上「断定的な答え」を出すことはご法度なのです。

「常識」という言葉のワナ

自分だけのものさしで考えてしまいがちですが...
自分だけのものさしで考えてしまいがちですが…

「常識的にはありえないでしょ」と言われることがありますが、その常識の基準が「自分基準」になっていることがあります。

例えどれだけそこの部分を強調して貰ったとしたところで「法律的に」どうにもならなければどうにもなりません。

視点が違うということになるのではないかと思います。

なので、依頼者から相談を聞く時にも「自分勝手な解釈になっていないだろうか」ということをよく見極めて、そこのあたりを重点的にお話しするようにしています。

電話ではどうしても行き違いがでやすいと思います。そこまでご自身の解釈を聴いてもらいたいのであれば「面と向かってシッカリと自分の思いを伝えて」「専門家の言うことにも耳を傾けていただければ」いいのかなと思います。そうすれば見えてくる道もあるかと思います。

というわけで、今年もシッカリと相談業務に取り組みたいと思います。有難うございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。