【司法書士業務】ご自宅を売る前にやっておかなくてはならないこと

最近はマンションを買われる方が多いので、こういう問題はあまり起きないのですが、一戸建ての売却をする場合には良くある問題があります。

それは「境界」のこと

もめると本当に大変です
もめると本当に大変です

家を建てるためには土地が必要ですね。ということは、「家を売る」という表現は、正確にいうと「家と土地を売る」ということになります。

で、その土地なんですが「どこからどこまでが自分のだ」ということを明らかにするためには、法務局にいって調べます。「土地の図面」だったり「地積測量図」というのがあるのですが、その土地の境界というものをお隣近所で確認を取る必要があります。

それをしないまま仮に売却した場合、後々になって「境界トラブル発生!」なんてことになりますと、「なに不完全なものを売りつけてくれたんやっ!」となり、裁判沙汰になりかねません。

誰がやってくれるのか?

杭
地面をみると、こういうのがよくります
(出典:髙橋調査設計㈱

では、誰がやってくれるのでしょうか?こういう「不動産の現況(土地の大きさや建物の構造など)の調査」に関する代理業務をしてくれるのは土地家屋調査士さんです。

「不動産の現況調査の専門家」が境界確認作業をして、その時にお隣近所との境界確認もしてくれます。これだけはナカナカご自分では出来にくいことだと思います。

関和測量登記事務所 [灘/法人サービス、専門職(その他)] – Yahoo!ロコ
今は「平和土地家屋調査士法人」になっています

私が最近お世話になっている土地家屋調査士法人さんです。仕事がとても丁寧で、なおかつ接客交渉が柔軟ですので、お隣様をはじめとするお客様の評判がすごくいいのです。不動産の登記においては司法書士と土地家屋調査士との連携がお客様に安心感を与えられると思っています。その方からのご紹介によって、その後のお客様との接客がものすごくやりやすくなっています。本当にありがたいです。ちなみにピンクの作業着がトレードマークです。

というわけで「中古住宅」を売る際には、司法書士と土地家屋調査士を思い出してくださいませ。有難うございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。