本日は配属研修でした。
成年後見人制度と真摯に向き合う
毎年、この時期には必ず「成年後見監督人」の業務をやっております。それを通じて「後見人制度」というものに毎年向き合うということを、ここ数年間やらしていただいております。
私が司法書士として「成年後見人」として関わったのは1件だけなのですが、この1回の業務で、いろいろなことを学ばせていただきました。
最近は本当に、成年後見人に関する事故が本当に多くなってきています。
成年後見人による横領が後を絶たない(親族による着服が9割) | 遺産相続トラブルを招く親の遺言・老後・介護・相続・実家の処分
ですが、財産ということの前に
「家族として向き合っていけるのかが大事である」
ということがいえると思います。
成年後見業務
- とにかく「財産の開示業務」が一番大事。きちんと疎明資料をしっかりと読み込んで、お金の流れを把握することが重要
- 被後見人にとって、心の拠り所は「後見人」だと思われる→被後見人との面会は「家族と向き合う」ぐらいの気構えが必要だと思う。
- 後見監督人の仕事は「正常に後見業務が行われているのか」を確認(監査)すること→あくまで「法律的に解釈し」客観的に判断する。
まとめ
もうすぐ毎年恒例の「認定考査直前考査(司法書士倫理)」です。
【司法書士会】今年も無事に「司法書士倫理」の講義が終わりました | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
昨年の講義レポです
今年も新人さんに「司法書士の職業倫理の大切さ」をしっかりと伝えていきたいと思います。準備をしていかないといけません!頑張ります!
最後まで読んでいただき、有難うございました。