【読書】「女のいない男たち」村上 春樹 著

本日は、朝の読書時間で読み終わった本を紹介します。

ブクログレビュー

読書日数 9日

久しぶりに書かれたという短編小説集。テーマは「女のいない男たち」という、なんとも意味深なものである。

読み終わった感想としては「こういうライトな感じの作品もあるんだなあ」ということだった。

各作品については、これだ!みたいなことは書けない。やっぱりハードルが高いのかもしれない。

でも、久しぶりでもあって、新鮮な気持ちで読み終えることができた。(『女のいない男たち』のレビュー 村上春樹 (prelude2777さん) – ブクログ

さらっと読んだ感じ

村上春樹の作品は何冊か読んだのですが、設定や表現があまりにも難解すぎてという印象が今でもあります。

【読書】「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んだので、レビュー書きました | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
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ですが、この本は短編集だけあって完結にさらっと読める感じがしました。

でも、何か印象的な話があったかというと、そうでもないなという、なんとも言えない読後感でした。

でも「独立器官」に出てくる医者(主人公の友人)の「独身であるための考え方」や、「シェエラザード」の連結係の女と主人公の関係性が、なんとも特殊な感じがしました。

「村上ワールド」は難しい


このブログで「読書レビュー」をするきっかけにもなった村上春樹の作品なんですが、やっぱり久しぶりに読んでも、難しいですね。

ただ、短編集ということや「自分の元を去っていく女たち」という、一つのコンセプトで括られていることもあってか、理解はしやすい印象でした。

こういう「高尚な」作品を、卒なく読めるようになるには、もう少し時間がかかりそうですね。短編6編だったにもかかわらず9日かかってますしね。ですが、何度かは「ガッと」物語に入れた瞬間を体験できたので、この感じを、もっと増やせれたらいいなぁと思いました。

まえがきに、筆者自身の「作品解説」があります。こういうのは初めてだったので、新鮮でした。
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というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。