先日、毎年恒例の倫理の講義を行ってきました。
継続してやることの意味
今年も青年会の事業の一環として「司法書士法と倫理」について講義をしてきました。
対象は主に新人さんです。今年度は「本会の新人研修」「中央新人研修」「特別研修」とフルに新人さんと関わってきて、これが最後の事業となりました。
今回からは「iPad Pro」をKeynoteRemoteとして使ってみました。そして「レーザーポインタを出してみる」という技も使ってみましたが、あまり効果的には使えなかったようでした。来年度の課題ですね〜。
iPhoneやiPadをリモコン代わりにしてPC(Mac)のKeynoteをリモート操作する方法【2014年版】 | HTML5でサイトをつくろう
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私は、この「司法書士法と倫理」というものを教えるきっかけになったのは、かつての新人の時に受けた研修が全く理解できなかったことでした。あまりにも条文が難解すぎるため「何が良くて何がダメなのか」が、イマイチ釈然としませんでした。
その時に「司法書士 簡裁訴訟代理等関係業務の手引〈平成25年版〉」を何度も読み返していると、とあるパターンに気づきました。
司法書士 簡裁訴訟代理等関係業務の手引〈平成25年版〉 | ||||
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その時に
と思うようになりました。
また、平成20年度に受けた、自分の簡裁代理権認定考査が合格点ギリギリだったと知った時
「倫理をやってなかったら、どうなっていたか」
と改めて感じました。それからというもの、これまで6回ほど、つまり6年間「司法書士法と倫理について」講義をし続けています。
「一人の人がずっとやるのは、今後のために良くない」とは言えども、私自身は「自分のために」やっていることもあって、全然構わないんですけどね。
なので、断られるまでやり続けようと思っています。
少しずつブラッシュアップを!
今回はガジェットを入れ替えて臨みました。やっぱり動きがスムーズになれば、講義のタイムラグも無くなって、受講生も安心して講義に集中できると思いました。
ただ、講義の内容については、また考えていかないといけないとも思いました。「司法書士の専門家責任」を中心に論点の整理もやっていったほうがいいのかもとも考えています。
司法書士の専門家責任 | ||||
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今年度は「年次制研修」
あと、今年は「年次制研修」の当たり年になっていました!これは、ある一定の期間中に司法書士が必ず受講する義務がある研修です。主に「司法書士倫理」を1日使って考えるというものです。
【司法書士会】「年次研修」は司法書士の職業倫理感をリフレッシュさせる大事なモノであるということ | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
こういったところで得た知識や情報も新人さんにシェアできれば、もっといいものができると思っています。
自分なりに向き合っていかないといけませんね。本日はここまでです。ありがとうございました。