「それもすべて、神さまのはからい」(心屋 仁之助 著)を読んで「前者後者論」や「がんばらない生き方」の真意をのぞいてみた。

読後感想(ブクログレビュー)

読書日数 5日

今も、絶大な人気を誇っている心理カウンセラーが書く、話題にのぼっていた「前者後者論」に始まり「がんばらない」「すべて笑い飛ばそう」といった、生き方についての本

今までFacebookのファンページで流れて来たブログのエントリーを読んでいただけではあったが、取り敢えず話題になっていたので手にとって初めて読んでみた。

「前者後者論」のところは、なんとなくイメージできてはいたので、自分がどちらに属するのかはいいとして、ここで大事なのは「互いに補い合って生きていく」ということの重要性だった。

あと、筆者からの発信からだったか「がんばらない」という生き方。これは、一歩間違うと「何もしなくていい」みたいにとられがちで、まあまあ危険な思想でもあるのかなぁと思っていたが、そうではないということも、理解できたと思う。

自分というものをしっかり持ちながらも「何をされても笑っていられる」という生き方ができるように、これからもユルリと生きていきたいと思った。

前者後者論とは…

「こんなに気張らんでもええよ」

ここ最近では「心のあり方」というものに興味があって、いろんなブログを読むようになっています。

そんな中でも、何かと話題になっているのが、こちらの方なのかなぁと。

コメント欄とかでも、若干荒れているイメージもありますが、結構、私の中では多少からず影響されましたね。

少し前に、このブログでも話題になっていた「前者後者論」のことが書かれているということで、少し知りたかったので、手にとって読んでみました。

私の理解だと

「人間には2種類に分類され、お互いがないところを補いながら生きていければ、なんの不満もなく笑って過ごせる」

という理解となりました。

この理論は、巷で賛否が言われていたようですが、あくまで一つの考え方で、「そういう見方ができると楽しいよね」程度に考えとけばいいなぁと思います。

「がんばらない生き方」って

それよりも、この本通して言われているのは

「がんばらない生き方をしよう。どんなことを周りから思われていてもら自分の好きなことをしていこう」

ということだと思います。

この「がんばらない生き方」というのは、勘違いされがちなフレーズですね。一歩間違うと「何もしなくていい」ということになりそうです。

ですが、私の理解としては「無理にやる必要はなく、したいと思ったことを、素直にやってみるのがいい。そして、何かを『しなくちゃいけない』と思い込まない」ということなのかなぁと。

このことは最近感じていることですね。ですが、この本を読み終わった時、その感じを更に加速させられた感じになりました。それだけでも収穫だったと思います。

まとめ

読みやすい印象でした。読書が遅い私でも、かなり楽でした。たまに表現が抽象的なところもありましたが、そこはまた、すんなりと受け入れていけたように思います。

「最近、結構イライラしてるなぁ」とか「あんまり、生き方がしっくりこないなぁ」と思われている方には、多少からずヒントになるような本になると思います。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。