懐かしい気持ちになる…
何度かやっている「法教育」の講座ですが、今日(2017年6月23日)は、母校での講演でした。
ここ最近では「選抜高校野球」に出場した事で一気に同窓生同士の繋がりが出来たことから「やってくれないか」と依頼を貰ったので、即OKしました。
今回の講演は「長田発 ようこそ先輩」と題して、卒業生が講師を担当して、今の在校生に職業講話をしていくというもの。
各々の皆さまも、様々なご準備してのぞみます。
私のスタイルは相変わらずこれですね。
今回の話は「登記と司法書士の関わり」と「司法書士になるにはどうしたら」といった内容を40分させてもらいました。
生徒さんの反応は、今時の子供たちといいますか、反応は薄めだったかもですが、最後に「今日の講義の感想を書いて」という時間になると、皆さん、きちんと書かれていたように思いました。
自分への戒めにもなる!
最近では司法書士試験の受験者数は年々減っています。つまりは「夢のない資格なんだ」というような世間での評価になっているようです。
確かに「過払いバブル」が終わって、また新しい「食い扶持」を求めて、日夜研究されている方々もおられるようですが。
ただ、私が思うに、忘れてはならないのは
「【くらしの法律家】として、いかに相談者な寄り添えることができるか」
ということです。
変な話かもしれませんが、技術力を上げることは大事です。知識やシステムの構築なんかに勤しむのいいと思います。
ただ、それだけではダメで「コミュニケーション」の部分、つまりは「人間力」的な部分も上げていかないといけないなぁと思っています。
「ただの『法律屋』ではいけない」
これを思って、日々の業務に勤しんでいかないとダメですね。
今の校舎は震災後に新しく建てられたものだということです。それでも、なんか「懐かしい」思いに浸ることができました。
また、機会があればやりたいですね。こういう地道な活動をして「司法書士の制度」に貢献していきたいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。