【イベント】「はんしん高齢者くらしのフェア」レポート②

昨日のエントリーの続きです。

【イベント】「はんしん高齢者くらしのフェア」レポート① | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
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「不動産について」のセミナー

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私も司法書士として、不動産取引の立会い業務をやってきてはいますが、特定の不動産業者様とのお付き合いがあるわけではないので、経験は少ない方なのではないかと思っています。

今回のセミナーで、私が尊敬する司法書士の先生が登壇されると聞いて、絶対受けようと思いました。この先生は、不動産に関しての経験値が半端なくある方なので、本当に楽しみです。

杭を残して悔いを残すな !今なら間に合う揉めないための不動産相続対策

  • 境界が確定してないことや、ブロック塀などの越境によって不動産の価値が大きく変わる。
  • 生活の中で、境界のことを認識していない人が多い→ブロック塀などが境目だと思われている。
  • 境界を確定したことにより、面積が変わることがほとんど。
  • 阪神間では、8割は境界が確定してしていない。平成7年の震災によってほとんど震災でずれている。いつ測量されているかが重要である。
  • 隣同士が実印をついて取り交わすものだから、隣接との関係が良好で元気なうちにやっておく必要があり!→そのために売れないというこがほとんどで、一回こうなるとなかなか売れない!
  • 塀を取り壊したときに杭が無ければ、その時に杭を打って(境界確定して)から塀を作ればよい。そうすればトラブルにはならない。
  • 自分の土地の境界確定しておかなかったために、相続した時に揉める要素になる。
  • 土地を分筆するには、全体の土地を境界確定させないとできない。
  • 資料の調査→仮測量→境界の確認、隣地立会までがだいたい3ヶ月
  • 一般的なものとして55万だが、登場人物が増えれば(道路も含む)増えていく。
  • 当事者だけでは解決できないのであれば、筆界特定制度を使うが、あくまでも最終手段であるので、やっぱり当事者同士で決めることが重要!

まとめ

土地家屋調査士の先生と仕事はしてきてはいるものの、これまでは、今ひとつ「境界確認」の手順や趣旨がぼんやりとしかわかりませんでした。

ですが、今回のセミナーを受講して「確定をやらないこと」によるトラブル事例というものが分かったことが、本当に勉強になりました。

またこれで、自分の相談業務に幅が出ることは間違いないと思います。

講師の方をご紹介

今回登壇された方は、こちらです。

森村次朗先生(土地家屋調査士)

測量の事なら神戸の森村測量設計株式会社
こちらの代表取締役社長です!

大迫康二先生(司法書士)

スイートホームパートナーズ - SWEET HOME PARTNERS – パートナー紹介 「大迫司法書士事務所 大迫 康二」
こういった活動にも参加されています!

高須賀 宗市さん(不動産コンサルティング)ーコーディネーターー

阪神間・西宮市・神戸市の戸建て等住まいに関するご相談はサンレジデンシャルへ

あとは「継続していくこと」

今後の活動としては、とにかく「継続させていくこと」が本当に鍵になります。

来場されていた方々から「こういうのを待っていた」みたいな話をされていたように思いました。それをしっかり形にした谷口理事長は凄い方だと思います。

後は「それを続けられるか」ということだと思います。私も陰なから応援していきたいと思っています。ご興味のある方は、ぜひこちらをご覧になってください。

はんしん高齢者暮らしの相談室 – はんしん高齢者暮らしの相談室

というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。