昨日の予告通り、行ってきました。
今回は西宮市が協賛してます!
前回のセミナーから、間髪いれずにイベントとして「くらしのフェア」が開催されました。
10/9(木)はんしん高齢者くらしのフェア開催します! – はんしん高齢者暮らしの相談室
今回はセミナーが6本ありました。特に午後から「法律全般」「不動産」「医療・介護」と具体的なテーマであるということで、どういった内容のものになるのか楽しみでもありました。
また、「生活なんでも相談会」として、来られた方の生活全般に関わる相談会が行われてました。
また、企業の出店ブースもあり「高齢者を全力で支援する」という気合がみなぎっていると思いました。
セミナーレポート
今回は専門的なテーマの物を2本、受講してきました。内容の方が盛りだくさんだったので、2日に分けてレビューしようと思います。
法律家チームが進める安心のシニアライフとは
- 複数の士業が連携してできることがある。
- 相続人の高齢化によって、手続きが滞る。相続手続そのものが煩雑なのに、それを負担させてしまっている。財産が手元に届かない。
- 「大丈夫」の2つの意味→「お金ないから大丈夫」と「仲がいいので大丈夫」
- お金で揉める7割が「相続財産5000万以下」(家裁調べ)
- 平均寿命が延びている分、介護の時間が長くなる→揉める要因の一つになる
- 公正証書だから大丈夫なのではなく「遺言は内容がとても重要」である。
- 遺言にしておけば「自分がしっかりしているとき」に「自分の財産について」「自分自身でしっかり決められる」ということにメリットがある。
- 家裁での調停は最低でも1年。10年以上争われているものもある。
- 登記の観点や税金の観点が必要になってくる。
- 法定後見では、候補者がそのまま選任されるとは限らない。
- 後見人は本人さんの財産を全力で守る制度。仮に「一族のしきたり」とかがあったとしても、裁判所は了承してはくれない→「遺言」しておけば、裁判所も納得してくれる。
- 来年からは相続税が上がる→申告をしないと、特典を受けられない。払わないようにしなくて済むようにするのも申告が必要。
- 10ヶ月は短い。申告期限は納税期限なので、どうお金を用意するのか?
- 準備をする時期が早ければ早いほど税金対策に対しての選択肢が増える。
- 不動産しか相続しなかった場合、税金が払えないことが発生するために、それを売却する必要が出てしまう。
- 元気なうちに事前に相談!小さな積み重ねが大きな対策になる。
本日の講師のご紹介
以前からの先生方はこちらでもご紹介させてもらっていますので、新たに登壇した2名をご紹介します。
中川裕紀子先生(弁護士)
関西ビジネスコンシェルジュ|女性士業集団がセミナーや経営相談で企業を元気に! | メンバー紹介
こういった活動もなされています!
坪川武司先生(司法書士)
神戸 司法書士事務所ランナーズ 湊川駅前1分 ☎078-521-8333
こちらで代表をされています!
今日のまとめ
実をいうと、今度セミナーをやらせていただくテーマが、まさしくこのテーマでした。なので、自分が行う内容と照らし合わせながらの受講でした。
ですが、弁護士先生の観点からの気づきや、税理士先生の観点ならではのお話もいただけたので、なんとかセミナーに取り入れてみたいと思いました。
明日は「不動産」についてのセミナーレポートを書いてみようと思います。本日はここまでです。ありがとうございました。