【司法書士会】配属研修ログ⑥ 司法書士が「出張相談する」ことで得られるメリットとは

本日は配属研修を執り行いました。

実際の相談業務を見てもらう

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今回は、相談者の方のご協力により「ご自宅で」相談業務を受けることを体験してもらいました。

私がご自宅で相談業務を出来る限り行うのにはいくつか理由があります。

  • 相談者が楽
  • まあ、これはそうですね。私の売りにしている一つでもあります。

  • 「モノの確認」が出来る
  • 不動産の名義書換の対象になるのは、たいていが「現在住まれている」家が大半です。それを自分の足で見にいくことによって、モノの確認ができたりします。

  • 「書類の抜け落ち」というものが少なくなる
  • 私達が相談に乗る場合、どういった問題があるのかを探る必要性があります。相談者がこちらに出向いて来る場合「関係書類を持ってきて」と言った場合でも、実は持ってきていただけない(どれが関係書類か分からないので)ことが多々あります。
    こちらから出向いていく場合、ご自宅にある書類の中から「私達専門家が」必要書類かを選別することが出来るので、その分アクションが早く起こすことができます。

今回は少し遠めの御宅でしたが、奇跡的にも1本で目的地まで行く道を発見できました。もう、NAVITIMEがあれば無敵です!
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相談業務

  • 相談者が何を望んでいるのかを考えて「メニューの提示」をする→「お金がかかること」であったとしても、それが家族のためになることもある。
  • 【司法書士会】「法テラス電話相談」で改めて困っている人の多さを思い知る | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
    参考にしてもらえると嬉しいです

  • こちらが先導していくのはダメ。あくまでも「相談者(及びご家族)が決める」ようにする。
  • 専門外のことを突き詰める必要は、そんなにないのかもしれない。
    →「餅は餅屋」というように、幾ら知識だけがあったとしても「心(実務的な決まり事や人の関係)」が伴わないと真の解決にならないかも。それだったら「そういった事案をたくさんやっている人」との繋がりを作ることで、自分にも良い作用が生まれる。

不動産登記

まとめ

認定試験まであと3ヶ月!
認定試験まであと3ヶ月!

特別研修も終了して、これから認定考査に向けての勉強もしていく中、来週から兵庫県会の新人研修があります。しっかりと伝えられることを、しっかりと伝えたいと思います。

というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。