【読書】「スティーブジョブス 驚異のプレゼン」 カーマイン・ガロ著

ここ最近、よくKeynoteをいじってばっかりいます。

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カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
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というのも、来週に控えた「司法書士会神戸支部の研修用」や「異業種交流会で使うスライド」など、何かと使う機会が多くなってきたからです。

実はこういうのは苦手だった

ひと昔前では考えられませんでした
ひと昔前では考えられませんでした

人前で何かを伝えるとか何かを教えるということは、昔はかなり苦手でした。

昔の職場では「言ってることが難しすぎて分からない」とも言われましたし、勉強の為に引き受けた講師などのレジュメを作っても「ぎっしり詰まった感じのものが素晴らしい」と思って、バキバキに詰め込んだものを作っておりました。

ですが、この本にであってから180度かわりました。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

カーマイン・ガロ 日経BP社 2010-07-15
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by ヨメレバ

レビュー

読書期間 7日(3時間) アウトプット2日(2時間)

読むのに日数がかかってしまったが、読み出すと止まらなかった。「驚異のイノベーション」の前作となる本。プレゼンテーションとはいったい何なのか。また、どのような考え方で、企画及び実演を行うのかといった内容。

<気になる要点>
人々の行動を変えるほどの印象残るかという意味において、文章と箇条書きはあまり役に立たない。

聴き手に訴えるのはストーリーである。スライドではない。

プレゼンテーションの対象が自分ではなく、聴衆にあることを忘れてはならない。

「大好きなことを見つけて欲しい。仕事というのは人生のかなりの部分を占めているわけだけど、本当に満足するには、すごい仕事だと信じることをするしか方法はない。そして、すごい仕事をするには、自分がすることを大好きになるしか方法はない。」

なんでもスライドに書いてしまうのは、プレゼンターとして怠慢以外の何物でもない。

結局、自分が夢中になれないのなら他人が夢中になってくれるはずがないのだ。

「頂点に立つ人は、努力が他人より多いという程度でもずっと多いという程度でもない。圧倒的に多いのだ」

<所感>
プレゼンテーションとは何かといった目線で書かれてはいるものの、これは「自分の思いや考えを相手に伝えるためにはどうすればいいのか?」ということにすべてあてはまる。お客様に説明する際に、自分はどうしても言葉を詰め込みすぎる癖があるので、これをいい機会に意識してコミュニケートしたい。「3点ルール」「ヘッドラインを意識」、そして何より「情熱をもって仕事に取り組む事の重要さ」を改めて感じさせていただいた。良い勉強になった。また読み返したい本になりそう。
『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』のレビュー カーマイン・ガロ (prelude2777さん) – ブクログ

伝えるために「省くもの」

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このプレゼンは有名だと思います。私は英語が大嫌いなのですが、そんな私が見ても「魂がふるえます」。

それは「しゃべり言葉がわからなくてもプレゼンスライドがわかりやすく、インパクトのあるものだから」なんだと思います。

こんなプレゼンが出来る様になりたいとすごく思ったので、すぐKeynoteを奮発して買いました。

そして、何度かプレゼンをする機会があり「凄い分かりやすいプレゼンやった」と言われた時に、なんとも言えない達成感に包まれました。

その時から「プレゼンの準備」をすることが楽しくなってきて、最近では専らスライド資料を準備するようになりました。

この本の出会いが、私に「プレゼンって面白い」と思わせてくれたのです。

プレゼンの世界は本当に奥が深いですよね。また、プレゼンで悩んだ時には、紐解いて読み返したいと思います。

本日はここまでです。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。