前回開催されたセミナーが好評のうちに終わり、そのセミナーに来られたお客様からのアンケートから取り上げられたテーマで、本日セミナーを行うこととなりました。
「プロが教える介護とお金」
今回のテーマは「介護制度」と「それにまつわるお金」のお話しでした。
「超高齢者社会」と言われる現代、今や私たちの両親世代を支える若者の数がどんどん少なくなってきている中、どうやって支えていくのかというのが大きな命題です。
特に「介護制度のややこしさ」と「老後資金に対する不安」というのは避けられないですね。
第1部は、ケアマネージャーをされている、「株式会社キラッとドリーム」の甲斐勇祐さんによる介護制度のセミナーでした。
導入部分で、「認知症の母親を介護していた子息が、介護疲れからくるストレスが原因で母親を殺してしまった事件」の顛末について動画で紹介されました。6年ほど前に起こってしまったのですが、なぜ起こってしまったのかというと、
- お金の備えがなかった
- 介護に対する知識がなかった
- 相談する人が周りにいなかった
ということでした。
このうちどれか一つでもクリアが出来ていたのなら、こんな事件は起きなかったかもしれません。
そのことを踏まえて、甲斐さんによる丁寧な制度及び介護保険、介護サービスの説明をしていただきました。
質疑応答でも具体的な内容が取り交わされておりました。
第2部は「老後のお金について考える」というテーマでした。講師は保険コンサルタントをされている「株式会社RKコンサルティング神戸支社」の梶川晴行さんです。
老後のお金の話の導入として、具体的に何に対して不安になるのかの説明がありました。
次に実際のデータを使った老後の資金シミュレーション算出から、具体的な「お金に対する知識、考え方」をレクチャーしていただきました。
最後に「貯金に対する意識」を、実例を使って考えてみようという内容でした。
今回のセミナーも、かなりいい内容でした。聞いてもらった方々も、具体的な実例を聞くことができて良かったと思います。
これからもこの活動を継続して行くことで、地域に貢献できるような会にしていければなぁと思いました。
本日はここまでです。ありがとうございした。