【読書】「会計リテラシーが仕事も人生も変える!」久保田 憂希也 著

本日は、朝の読書時間で読み終わった本を紹介します。

ブクログレビュー

読書時間1時間50分(読書日数 6日)

前職が国税局の税務調査官であり「結果がすべて」というスローガンをかかげる経営コンサルタントの筆者が、日常のビジネスから人生の選択に至るまで「会計感覚(リテラシー)」を身につけておく重要性を説いた本

会計は財務帳票を読み書きして「過去を分析するため」だけにあるものではなく「未来を考えるため」にあるツールである。だから会計学を知っておく必要性はそんなにあるわけではないかも知れないが「リテラシー」を持つことはありとあらゆる場面で役に立つのである。

「財務と経理の違い」「ストラック図の作成」「利益よりもまずは現金」など、自分に持っていなかったリテラシーについて、相当分かりやすく書かれていた印象がある。

ざっくりとした会計感覚を身につけるにはうってつけの本である。(『会計リテラシーが仕事も人生も変える!』のレビュー 久保憂希也 (prelude2777さん) – ブクログ)

なかなか身につかない「会計リテラシー」

こういうことにならないように...
こういうことにならないように…

最近よく耳にする「リテラシー」という単語。今までなんとなくしかわかってなかったのですが「感覚」と同意語だったということで、こういうのはほんとうに必要になってきているなぁと改めて思うのです。

私も一応個人事業主であります。なので、お金のことについてはいつも考えて置く必要があります。以前はドラッグストアで店長していたのですがその時は「売上から利益までの管理」や「店舗の年間予算作成」なんかをしていました。あの頃は「こんな面倒なこと、せなあかんねん!」と本当に思っていましたが、その時に養われた「会計リテラシー」が、今の仕事でも役立っているなぁと本当に思います。

ただ、最近ではあまりこういうことについて考えていなかったなぁというのも現実問題としてあります。どうしても「司法書士は商売じゃない」という感覚がどこかしらにあったため「会計リテラシー」すらも飛ばして考えていたのかもしれません。ここは大いに反省すべき点だなぁと思いました。

「過去を分析するのが経理な仕事。未来を予測するのが財務の仕事」とか「利益は意見。現金は事実」など、今までに知らなかった新たな発見もありました。

相当分かり易かった

200頁弱の本ということもあり、あっという間に読み終わったなぁという印象でした。出てくる内容もそんなに専門用語も出てこなくて、とても読みやすい本でした。この著者の本も何冊か出ている模様ですが、他のものも気になる感じでした。

本日はここまでにしておきます。ありがとうございました。

この記事を書いた人

岡田 英司

神戸市にある湊川神社の西側で司法書士業務をおこなっております。

業務のこともそうですが、Apple製品、読書、習慣化その他雑多なことも書いていくことで「自分をさらけ出していって、少しでも親近感のある司法書士でありたい」と考えております。

お気軽に読んでいただければ嬉しいです。