本日は、ちょっと勢いで読み終わった本を紹介します。
ブクログレビュー
読書時間30分(読書日数 1日)
司法書士花村大輔の事務所に、新人の菱川里美が入所するところから始まり、司法書士の仕事を「人間模様の側面から」紹介していくといった内容になっている。
まあ、流石にここまでドラマチックな展開は自分自身経験したことはないが、いわゆる「司法過疎地」ではありそうな感じの案件になっていて、そこでの司法書士の心構えがしっかりと垣間見たような気がする。
事案もとても身近なものから、震災などの災害に対する司法書士会全体としての活動内容にも触れられていて「司法書士のプロボノ活動の大切さ」といったものも紹介されていた。
司法書士の資格は終わってると揶揄されている中で、こういったものがしっかりと紹介されていれば、少なくとも私は「司法書士も捨てたものじゃない」と思ったし、そう感じて動いてくれる人間が一人でも増えていけばいいなぁと思った。
そんなに続編は期待出来ないが、テレビドラマにして欲しいなぁとも思った。(『スイモ、アマイモ。―司法書士花村大輔のプライド』のレビュー 月路 よなぎ (prelude2777さん) – ブクログ)
司法書士の仕事と心構え
この本は「司法書士はこんな思いで仕事をしているんだ」ということを漫画で分かりやすく紹介されていると思いました。
新人さんの「法律知識をバンバン繰り出す」というような相談手法に対して、ベテラン司法書士の花村が
「法律を相手にするんじゃない。人なんだ」
と諭すシーンなどは、私も心に秘めて業務に取り組んでいるので共感出来ました。
事案としては「遺産相続」と「不動産売買の決済」「成年後見」「闇金対策」が同時に進行していくストーリーと、別個に災害が起こったことによる「司法書士のプロボノ活動」についての事が紹介されていました。
日本司法書士会連合会 | 特集~プロボノ活動
活動内容の詳細が紹介されています。
買ってよかった
前々から気になっていたいたのですが、昨日が司法書士の日ということもあってか、ようやく読もうと決意しました。
ストーリー設定は本当にドラマのようで、私は「よくできた話だなぁ」と感心しました。「司法書士を愛し、地元を愛する」主人公にとても好感が持てました。
「司法書士って、どんな仕事?」とご興味を持たれたのであれば、ぜひ手にとって読んでいただきたいと思います。あと「2時間ドラマ」で凄いみてみたい!
本日はここまでです。ありがとうございました。