これからのことを考えると、自分の勉強にもなります。
来月の収録に向けて
来月に迫ったeラーニングの研修収録に向けて、原稿等のチェックの割り振りをいただきました。
先日のエントリーでも書いたのですが「プレゼンテーションを作る」ということを頭においておかなくてはならないのです。
【司法書士会】司法書士としてのスキルを上げるための研修。想像を絶する努力の賜物だった! | ミナトノキズナ〜司法書士 岡田事務所
レジュメとパワーポイントスライド、そして読み原稿を見合わせながら、
- 誤字脱字のチェック
- レジュメ資料と読み原稿との整合性の確認
- スライドを変えるきっかけポイント決め
といった作業をやっていきます。
今回1時間ほどの講義の部分を担当させていただいた中で、私なりに気を配りながらさせていただいたポイントを書いてみようと思います。
読み原稿の「言い回し」は基本的に変更をしない
「読み原稿」というのは講師の先生が前を向いてお話しできるように、カメラの前に出して読めるようにするためのものです。
その読み原稿には「カッコ書き」がところどころに出てきます。
たとえば「〜(△△の場合は〜)である」といった書き方になっている場合、読み方は人によって違います。順番に読む人もいれば、カッコ部分を飛ばして読んで、後から振り返って読む人もいます。
これを、こちら側の感覚で原稿手直しをするというのはどうかなぁと思いました。直し方で解釈が変わる可能性もあると思ったので、変更しないようにしています。
この原稿は私のではなく、講師の先生のものなのです。そこは触れないようにしておこうとかんがえました。
レジュメと連動させる
講義の途中でレジュメの表を見てもらうことがあるのですが、それを見てもらえるように、言葉でどうやって誘導させるのか?これが難しいなぁと思います。
「何ページの表を見てもらう」という言葉が、たびたび連呼されると、聞いている方としては耳障りな気がします。さらりと言って誘導させないといけないなぁと考えました。
また、説明箇所の項目がレジュメの次のページにまたがっていても、そこには触れずに進んでいくようなことになると「どこのことを喋っているの?」みたいなことになりかねません。なので、そこは丁寧に言葉を付け加えてみました。
でも、不安もある
ただ「レジュメや読み原稿の内容が本当に正しいのか」ということについては一抹の不安があります。というのも、前提知識をかなり忘れてしまっているために読み原稿の意味がわかりにくくなっているからです。
ただ、
「受講生が、きっちりと無理なく講義を追うことができるのか」
ということを優先したいとおもいます。
なぜなら
「あくまでも研修は、自己研鑽のきっかけにすぎないから」
と思うからです。
もし私が受けた研修が「分かりにくい内容」だとしたら、その分野を勉強しようは私は思いません。反対に「面白い!」と思えたら、そこを深く勉強しようと考えます。なので、この研修がそういったキッカケになるためには、そういう気持ちで作らなければいけないと思います。
私も最近では、前でお話しさせてもらう機会が増えているので、こういった作業をさせてもらえるのは、本当に勉強になります。
というわけで、来月の収録に向けて頑張ります。本日はここまでです。ありがとうございました。