何をするにしても「バランスが大事だ」と思うのですよね。
一昔前までは電車の吊り広告などで、司法書士の広告が入りまくっていましたが、ここ最近では弁護士事務所のポスティング広告が目立つようになってきていますね。
ですが、最近では「過払いバブル」と言われる時代が終焉に近づいております。
過払い訴訟案件の現状
それはこんなバックボーンがあります。「お金が無限にあるわけじゃない」のです。
大きなところでいうと「武富士」がこれにあたります。その処理方法にはいろいろ不満もあるとは思いますが、不満をぶつけたからといってお金が返ってくるわけではありません。
武富士 倒産と過払い金訴訟
本当に大事件でした
「無い袖は振れない」と言ってしまったら終わりなので、実を言うと「お金を支払う側」の方が有利なような社会になっているというのも現実だと思います。
だから「妥協」すればいいのか
だからと言って「泣き寝入り」するのがいいのかというと、そういう事ではありません!
司法書士として行う裁判事務は「勝つために」やるのではなく「依頼者の思いを向こうに伝えるために」誠実にやることが求められていると私は考えます。
訴訟を起こすにしても、ジックリとヒヤリングをしてから準備をしますし、「費用対効果を無視してても「最後まで争いたい」と思われるのであれば、しかるべき対応に応えていきたいと考えています。
ですので、まずは「どこまでやるのか?何故やるのか?」ということをしっかりと考えていただいて、相談の時にお話しいただければ助かります。具体的な定時やある程度の展開はお話しできますので、それを踏まえた上でのご判断をしていただければと思います。
というわけで、本日はここまでです。ありがとうございました。